自分を「人生の脇役」だと思っているあなたへ… 映画『モブ子の恋』が一歩踏み出すヒントに

総発行部数150万部超えの人気マンガ『モブ子の恋』の実写版が6月5日公開。

『モブ子の恋』
(©田村茜/コアミックス ©映画「モブ子の恋」製作委員会)

本当に言いたいことをなかなか口に出せない。そういう自分に自信を持てない。ほかの人はもっと楽しそうにしているのに…。そんなふうに思った経験はありませんか?

こうした思いにそっと寄り添ってくれる『モブ子の恋』が6月5日公開。桜田ひよりさん演じる主人公の「信子」こと「モブ子」から、葛藤を抱えながら日々を生きるヒントを教えてもらいましょう。


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■「脇役」が恋心を抱いたら

田中信子(桜田さん)は、自分を前に出すことがとても苦手なおとなしい性格の女子大生。この世が舞台だとしたら、主人公とはほど遠い「脇役」、つまり「モブ」のような毎日を送っていました。

そんななか、アルバイト先のスーパーマーケットで、同じく大学生アルバイトの入江博基(木戸大聖さん)に出会います。道端に咲いた小さな花に気づいた入江は、それを潰さないよう、押していた買い物カートを横にずらして通るというさりげないやさしさを持つ青年。彼に淡い恋心を抱いた信子は、なんとか思いを伝えようとするのですが…?

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■不器用な主人公に共感

本作は、田村茜さんの同名マンガが原作。自身を「モブ」だと自覚している主人公の信子の姿が共感を呼び、総発行部数150万部を超えるヒット作です。

メガホンを取ったのは、風間太樹監督。2020年のテレビドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』など、繊細な演出が光る風間監督らしく、モブ子の不器用な心情変化が美しく映し出されていきます。

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■古い自分を抱えて新しい自分に

『モブ子の恋』
(©田村茜/コアミックス ©映画「モブ子の恋」製作委員会)

マンガの原作舞台は、広島県広島市とされていますが、実写版では、埼玉県川越市の風景が多く登場します。小江戸と呼ばれる川越は、江戸時代に建てられた建物などが現存し、古きよき時代の情緒と最近の流行を感じられる人気の観光地。

そういう意味では、自分の殻を破れなかったモブ子が、入江くんに惹かれ、古い自分から新しい自分になろうともがくプロセスは、川越の街に似ているかもしれません。

やがて少しずつ自分の思いを口にするようになる信子の勇気に、自分を重ね合わせる人も多いでしょう。

もしかすると、葛藤を抱えながら、小さく、でも確実な一歩を進めていくのが、脇役ではなく、自分で自分の人生の主人公として生きていくことなのかもしれません。


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『モブ子の恋』
6月5日(金)全国公開
公式サイトはこちら

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(文/Sirabee 編集部・尾藤 もあ

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