「室外機に水をかける行為」メーカーは推奨しないが… 昔ながらの“この方法”は絶対やるべき
猛暑でなかなかエアコンが効かないときに…昔ながらの暑さ対策が有効に? そのやり方と注意点についても解説している。

東京・亀戸の電気店「栄電気」の店主で、YouTubeチャンネル『栄電気(沼澤栄一)沼ちゃん』でも動画を投稿している沼澤栄一氏が20日、公式Xを更新。
エアコンが効きにくい際の対処法として、室外機へ、昔ながらの“打ち水”をする方法について紹介し、反響を呼んでいる。
【今回の動画】室外機に直接水をかける行為、どうなの?
■室外機は「冷やした方がいい」
沼澤氏は「気温が35℃を超えるとエアコンの室外機の周りは40℃以上になってます。そうなるとエアコンの効きが悪くなります。 そんな時は水を掛けても大丈夫。常に掛けるのではありません。やり方を解説しました」と動画を投稿。
沼澤氏によると、日中のエアコン室外機の周辺温度は45℃を記録。「ときにはそれこそ50℃くらい、いってるんじゃないでしょうかね」と、かなり高温になることに言及。夜になっても室外機周辺は35~37℃と、あまり温度が下がらないことにも触れる。
エアコンを使用すると、室外機は熱を発しており「涼しく、冷やした方がいいというのが大前提」と話す。
室外機の上に設置する日除けマットについては「結構効果はあるんですけど、使い方が良くないんですよ」と指摘。マットに使われている断熱材が、室外機からの熱を保温してしまうため、すき間を空けて設置するように勧める。
■直接かけていい?
ただ、最近の猛暑では日除けマットでは対応できない高温ということもあり、「日中の12時、そして午後2時ごろ、室外機の周りに水をまいちゃうんですよ」と説明。
水のまき方は、桶やバケツに汲んだ水を手で室外機上部にかけるようにし、「さらに周辺にもまいてください。そうすることによって、気化熱で熱を奪いながら蒸発しますよね。それで冷えてくるんです」と語る。
この“打ち水”の効果で、実際にエアコンの吹き出し温度が3℃ほど下がったとのことだ。
■水のかけ方に注意も
ただ、「気をつけてほしいのは水のかけ方なんですが、ホースで水圧かけてやるのは止めてください」と注意も。
ある程度は水がかかっても大丈夫だが「なかのモーターとか変なところに入ると故障の原因になるので。上から普通に、じょうろか何かでもいいかな。かける程度でお願いします」としているほか、あくまでも一時的な対策にも思えるが、「猛暑日の周辺温度が43℃を超えるピークの一時的で良いのです」ともコメント欄で記している。
沼澤氏の投稿に、ユーザーからは「水撒きすると冷え方全然違う」「うちのエアコン15年使ってるけどかなり違う」「ジョウロ1杯分の水を室外機とその周りに撒いてる。涼しくなる」といった反応がみられたが、果たしてメーカーの見解は…。
■大手メーカーは「非推奨」だが…
空調機器大手のダイキン工業によると、室外機は頑丈なため、台風程度であれば問題ない設計にはなっているものの、電子部品や電子盤に水がかかると、事故やショートにつながる恐れがあるとして、室外機に直接水をかける行為については推奨していない。
ただ、室外機周辺への打ち水であれば節約効果が期待できるとも。
確かに、一般の素人が安易に室外機に水をかけて故障につながる可能性はゼロではない。ましてやこの時期にエアコンが止まってしまったら命にもかかわるため、心配な人はメーカーも推奨している室外機周辺への打ち水を試すのが間違いないだろう。
また同社では、室外機を日陰に設置することや、1メートルほど離してよしずやすだれを設置して日陰を作り、室外機が熱くなりすぎないようにすることも勧めている。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




