高速道路に投棄された爆弾「尿入りペットボトル」に全国のドライバー激怒 NEXCO東日本も「非常に危険」と警鐘
高速道路に投棄された「尿が入ったペットボトル」に、疑問怒りの声が続出。NEXCO東日本は「重大事故に繋がる恐れがある」と、注意喚起している。
「道端にゴミを捨てる」という行為そのものが信じがたいが、その中でも理解に苦しむ物体を投棄する人物が存在する。
以前X上では、高速道路上に捨てられた恐ろしい物体に対し、「許せない」と怒りの声が続出していたのだ。
■「尿入りペットボトル」を高速に投棄
今回注目したいのは、MTの「日産・フェアレディZ」乗りのキャンペーンガール・土屋ミラさんが投稿したポスト。
「高速道路の渋滞中に尿意が来る→わかる」「納品時間に追われてトイレにも寄ってる暇がない→わかる」「PA、SAまで我慢できないのでやむを得ずペットボトルに用を足す→わかる」「そのペットボトルを道端に捨てる→全然意味わかんない」と綴られた投稿には、濁った液体がなみなみ入ったペットボトルが地べたに捨てられている写真が添えられている。
高速道路の渋滞中に尿意が来る→わかる
納品時間に追われてトイレにも寄ってる暇がない→わかる
PA、SAまで我慢できないのでやむを得ずペットボトルに用を足す→わかる
そのペットボトルを道端に捨てる→全然意味わかんない pic.twitter.com/G5LRuhRStE
— ❤️🔥ミラネキ⇆Zネキ❤️🔥@7/25 榛名DRIFTSHOW FK'S 看板娘 (@breathofpink) June 30, 2026
ポスト本文の内容を考慮すると、恐らく投棄した人物の尿が入っているのだろう。
前出の通り「道にゴミを捨てる」という行為自体が信じがたいのに加え、その中身が排泄物というのは完全に常人の理解を超えている。

当該の光景は大いに物議を醸し、件のポストには「誰が掃除すると思っているんだ」「100均で携帯トイレが売ってる世の中でこれは、本当に気持ち悪すぎる」など、怒りと疑問の声が相次いでいた。
■発見者「想像したくないほど気持ち悪い」
ポスト投稿主・土屋さんに話を聞いたところ、こちらの光景は圏央道(外回り)の入間〜狭山間で目撃したものと判明。
車やドライブが好きな土屋さんは、車のカーボンパーツのショップの売り子やキャンペーンガールなどの活動に加えて、運転をする機会も多く、日頃から道端に捨てられているゴミに疑問を感じていたという。

そんな土屋さんは「仕事で毎日圏央道を走るようになったこと、そして今までより目線の高い車を運転するようになって視界が開けたこともあってか、ビックリするくらいの数のペットボトルが目に入るようになりました」と、振り返る。
また、交通量の多さに比較して「圏央道のPA、SAの数が少ない」という疑問を感じており、加えて大型車やトレーラーは普通車よりも駐車スペースが少ないことから、ようやくPAに立ち寄れた際にも駐車場に空きが見当たらず「泣く泣く諦めるドライバー」も少なくないのではないかと推測していた。
こうした前提を踏まえ、「そうこうしている間に尿意が限界に達し、やむを得ずペットボトルで用を足してしまうのでは、と思っています。女性の私がペットボトルにするのは物理的に不可能なので、あくまで想像ですが…。そこまではまあ、分かるんです。緊急事態ですから、四の五の言ってられないですよね。ただ、そのペットボトルをあろうことか窓からポイッと道端に投げ捨てるのは、人として『如何なものか』と思わざるを得ません」と、疑問に満ちたコメントをしている。
土屋さんのポストに「草むらに捨てられると、雑草刈っている業者の人が気付かずに爆発させて、大変な思いをするらしいよ」「高速で前の車が弾いたこいつを踏んでしまい、便所臭漂うマシンに早変わりしました」といった声も寄せられていた。
こうした危険性に対し、土屋さんは「想像もしたくないほど気持ち悪いです。一万歩譲って自分のならまだしも、見ず知らずの他人の尿ですよ。無理にもほどがある…」と、顔をしかめていた。
■NEXCO東日本「ゴミ回収量が年々増えている」
続いては、今回のような事例について「東日本高速道路」(NEXCO東日本)関東支社に話を聞いてみる。
液体が入ったペットボトル(ある程度の重量物)を投棄する問題点について、担当者は「周囲の車両への衝突や、後続車が避けようとして重大事故に繋がる可能性があります」と、指摘。
加えて「投棄する車両側も、窓開けてペットボトルを投げることで前方不注視やハンドル操作不適当等、危険な状態が考えられます。また、道路上に投棄されているペットボトルを発見された場合、道路管理者は回収を行います。そのため、回収作業者の事故発生リスクが高くなります」と、様々な観点から見て危険な行為であることを説明していた。
投棄されたゴミの内、該当するペットボトルがどれほどの数存在するかは不明だが、「ゴミの回収量は年々、増加傾向にあります」との回答が得られている。
こうした現状を踏まえ、NEXCO東日本の担当者は「道路上、および休憩施設へのゴミ投棄は事故の発生を招くだけでなく、他のお客様にも不快感を与え、ストレスを増加させます。また、回収する作業員においては、中身の処分や洗浄等の作業での心理的な負担も非常に大きいものです。ゴミの投棄は止めて頂くようお願いいたします」と、呼びかけていた。
悲しいことに、ここ日本にも「道端にゴミを捨てるのは止めよう」「尿の入ったペットボトルを捨てるのは止めよう」といった、わざわざ改めるまでもない社会常識を理解できていない大人が一定数存在するのだ。
そうした人々が人間的に成長し、いつか理解できる日が来ることを心から願いたい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




