父娘ケンカの末に現行犯逮捕された阿部前監督、そもそも逮捕の必要性はあったのか… 弁護士が「見解」
巨人の阿部慎之助前監督の逮捕を受け、弁護士がその必要性について“見解”を示した。送検前に釈放されたことについても指摘している。

弁護士の河西邦剛氏が26日、公式YouTubeチャンネル『【弁護士】河西ちゃんねる』を更新。プロ野球・巨人の阿部慎之助前監督が、18歳の長女への暴行容疑で現行犯逮捕されたことを受け、逮捕の必要性について見解を語った。
【今回の動画】“逮捕の必要性”に見解
■26日未明に釈放
球団の発表によると、阿部前監督は25日午後6時ごろ、都内の自宅で姉妹がケンカを始め、それを止めようとしたところ、長女が言い返したことに腹を立て、長女の襟元をつかんで投げ飛ばすなどの暴行を加えた。長女に怪我はなかった。
長女が「ChatGPT」に相談したところ、児童相談所への通報を勧められたために通報、児童相談所から連絡を受けた警視庁渋谷署の署員が阿部前監督を現行犯逮捕した。その後、阿部氏は26日未明に釈放されている。
阿部前監督と長女との間にトラブルはなかったという。
■逮捕に「疑問も」
河西氏は、当時、阿部前監督が長女の首を絞めたという報道もあり、この点を警察官が重く見て逮捕した可能性を指摘。
ただ、阿部前監督に任意同行を求めた場合、応じる可能性が高いと推測されたことから「だからこそ、逮捕の必要性については、同時に疑問も残ってくる」と見解を示した。
阿部前監督は、逮捕から数時間後には、検察への送検を前に釈放された。河西氏によると、一般的には逮捕から48時間以内に警察から検察に送検される。
送検前に警察の判断で釈放するケースも「例外的ではあるものの、可能」としたものの、すぐに釈放するのであれば、逮捕の必要性にも疑問が持たれることを指摘。その後の裁判所の判断等も考慮し、警察が阿部前監督を釈放した可能性について語っていた。
■会見で謝罪、長女から手紙も…
なお、巨人は26日、阿部前監督の辞任を発表。阿部前監督は都内の球団事務所で会見を行いファンや関係者に謝罪し、「こういう形で去ると言うことは…本当にご迷惑をかけているなと思います」と涙ながらに語った。
長女の手紙も代読され、「殴る蹴る、という事実はございません。父とは仲直りしているのでご安心してください」と暴力を否定した。
阿部前監督は「娘も高校3年生という年頃な子ですので、どうかみなさま、温かく見守っていただければ幸いです」とも呼びかけていた。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。



