「冷凍したら味が落ちる」問題に パナソニック新冷蔵庫の“霜つき抑制機能”が大注目
ミックスベジタブルの霜つき量を約8割抑制。省ペースサイズなのに引き出しが大きいのも良かった。

4月下旬より、Panasonic(パナソニック)から「霜つき抑制冷凍」搭載の冷凍冷蔵庫 WXタイプとHYタイプが発売されました。記者は「新製品体験セッション」に参加し、その機能をチェックしました。
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■冷凍食品は霜で味が落ちる

冷凍食品に霜がつくと、食感がパサつき、風味が落ちやすくなります。
そもそも霜がつく理由は、温度変化によって冷凍食品から水分が抜け、それが乾燥してしまうため。水分が抜けた食品はパサつきやすく、におい移りや風味の低下も起こりやすくなります。

70年以上、冷蔵庫事業を手がけてきた同社は、「昔は多少味が落ちても手軽に保存できることが冷凍食品の価値でした。しかし現在は冷凍食品そのものがおいしく進化し、“おいしいまま保存したい”というニーズが高まっています」と説明。
■カバーとセンサーが抑制の鍵

「霜つき抑制冷凍」の物理的な対策として、冷凍室(上段ケース)にカバーを設置。開け閉めの際に外気が直接当たりにくい構造になっています。

さらに、庫内のセンサーが温度を感知。温度を一定に保つよう冷却運転を行うことで、従来より庫内の温度変動を抑制できるようになりました。

発表によると、上段ケースに入れた冷凍食品では、3か月後の霜つき量を約8割抑制(※1)。また下段ケースに入れた冷凍食品では2週間後の霜つき量を約27%抑制できたといいます(※2)。
■何コレすごく大容量!

実際に触ってみて印象的だったのが、冷凍庫(と野菜室)の引き出し部分。省スペース用の冷蔵庫ですが見た目以上に大きく開き、収納力が高いです。筆者は同サイズ帯の冷蔵庫を触る機会もありますが、それらと比べても引き出しが数センチほど手前まで開き、たくさん収納できます。
これは冷凍庫奥に配置されがちなコンプレッサーの位置を、あえて冷蔵庫の最上段の奥に移動したことで実現したそうです。

「なら冷蔵庫の容量が減るのでは?」とも感じましたが、この部分は手が届きにくくデッドスペースになりやすい場所なのだとそうです。まさに一石二鳥の解決策でした。
冷凍食品を多く買う人はチェックしてみては。
※1 実験条件:牛ステーキ肉(もも肉)150gをプラスチックパックに入れ、90日間保存。周囲温度25℃、扉開閉なし(同社測定)。
※2 実験条件:牛ステーキ肉(もも肉)150 gをプラスチックパックに入れ、14日間保存。周囲温度25℃、扉開閉なし(同社測定)。試験結果:霜つき抑制運転なし 2022年製品 NR-F608WPX 冷凍室下段、霜つき抑制運転あり NR-F60WX3 冷凍室下段で保存の比較。
■ヤギコ
グルメレビュー担当 1年間で約200個の新商品を食べ、記事にしてきたライター。イオンやワークマン、成城石井にも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ ヤギコ)




