富士スピードウェイの新看板、“日本語が一切ない”表記に疑問の声 「トイレどこ」「読めないの困る」
富士スピードウェイが看板をリニューアルしたことを報告。しかし、その表記にユーザーからは“疑問の声”が相次いでいる。
静岡県小山町のサーキット「富士スピードウェイ」が22日、公式Xを更新。場内の案内看板をリニューアルしたことを報告した。
しかし、そのリニューアル後の看板の表記に、ユーザーから疑問の声があがるなど波紋を呼んでいる。
【今回の投稿】リニューアル後の表記は…
■「大きくイメージチェンジ」PR
公式アカウントでは、「長年場内を案内し続けた看板たちが…ついに、新しく生まれ変わりました!」と報告。「これまでのさわやかな『青』とは一変、クールに引き締まった『黒』へと大きくイメージチェンジ。新看板で皆さまをお迎えいたしますので、ぜひチェックしてみてください!」と呼びかけ、「Before」と「After」の写真をポストした。

画像を見ると、リニューアル前の看板は青地に白いカタカナで「ピット・バドック」「レストラン」「グランドスタンド」「ジムカーナコース」などと記されている。
リニューアル後の看板は、青やオレンジ、緑などに色分けされ「GRANDSTAND」「GYMKHANA PARK」「mobilitas」などと記され、日本語表記は見当たらない。
■「分かりづらい」「読めない」の声
これに、ユーザーからは「なんでオール英語…分かりづらい」「ここホントに日本ですか? パッと読めないの困る」「英字でカッコよくしたい、というのは構わんけど、どこに何があるか分からん案内看板など、論外」との声が。
さらに「なぜ日本語表記を排除してしまったのか…。富士スピードウェイが初めての家族連れや子供にはわかりにくいんじゃないかな…」「これ英語の知識がない人は詰むだろ、日本語表記も用意してるよな? Mobilitas、Recamp…こういう一般知識の範囲外にある造語を使うのも意味不明」「施設名だけ書かれても何をしてる施設なのか分からんし…『レストラン』って書けばどうです?」との意見もみられた。
■トイレの案内が削除
また、リニューアル前の看板には記されていた、トイレを示すピクトグラムと方向、距離の案内は削除されているようだ。
これにも、「トイレの案内がなくなったのは何故」「トイレどこなのかもわからない」「トイレ案内と日本語表記がなくなった件も含めて総じて随分と不親切な内容の看板になった印象」との指摘が。
「英語にすればおしゃれになるってものじゃないよ…そもそもこれ車に乗りながら見るものでしょ。一瞬でわかる必要があるのに…」「誰にでも使いやすい(ユニバーサルデザイン)という公共サインの原則から大きく逸脱している」「こういう機能性や分かりやすさ無視してデザイン性だけ重視する物が増えすぎだよね」といった声も見受けられた。
■日本で2番目の歴史
富士スピードウェイは1966年(昭和41年)1月に営業を開始した日本で2番目に古い歴史を持つサーキットで、国際自動車連盟(FIA)から、F1レースの開催が可能な最高位の評価「グレード1」を受けている。
現在も数多くの国際レースを開催しており、海外からの来場者を意識してのリニューアルだったことは理解できる。ただ、やはりさまざまなユーザーの利用を考えると、もう少し誰にでも分かりやすくする工夫も望まれるところだろう。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




