海外で見つかった日本の自転車、後輪のシールに目を疑う 「持ち主に届いて!」と話題に

ラオスの貸自転車屋で発見した日本の自転車に貼られていたシールが話題に。「そんなことある!?」と、驚きの声が相次いでいる。

2026/04/22 05:30

青切符に関する自転車の新しい制度が導入され、はや3週間。自転車を取り巻く環境が変化したことに、不安を抱いている人も多いだろう。

しかしX上では、そんな自転車に関する驚きのニュースが、人々の心を和ませていたのだ。


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■ラオスで見つけた自転車、貼られたシールに驚き…

今回注目したいのは、落語家・三遊亭楽生さんが投稿したポスト。

「去年ラオスの貸自転車屋で借りた自転車に2008年山形南高校って書いてあったな。持ち主を探したくなった。君の自転車はラオスにあるぞー!」と綴られた投稿には、異国の地で撮影された自転車の写真が添えられている。

そしてこちらの自転車、後輪のカバー部分に「山形南高 2008」と記されたシールが貼られていたのだ。

ラオスで見つけた日本の自転車
画像提供:三遊亭楽生さん

遠い異国の地の貸自転車店で日本の自転車、それも「高校生が(恐らく)10年以上前に利用していた」自転車が発見されたという投稿は瞬く間に話題に。

Xユーザーからは「自転車の状態がめちゃくちゃ綺麗」「こういうシールって剥がさず、そのままなのか」「元の持ち主に届くといいなぁ」「日本の自転車が、世界を旅してるんだな」といった驚きの声が多数寄せられていた。

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■発見経緯を投稿主に聞いた

ポスト投稿主・楽生さんに話を聞いたところ、こちらの写真は一人旅で訪れたラオスにて撮影したものと判明。

ラオスで見つけた日本の自転車
画像提供:三遊亭楽生さん

当時の様子について、楽生さんは「最初の移動手段は配車アプリだったのですが、他に方法はないかなとネットで探していたらレンタル自転車に辿り着きました。ホテルから5分くらいの距離にお店があったので聞いてみると、レンタル料1日300円というありがたいお値段でした」と、振り返る。

ラオスで見つけた日本の自転車
画像提供:三遊亭楽生さん

自転車は非常に大切に扱われていたそうで、楽生さんは「お店にはスポーツタイプを勧められたのですが、なんかこの自転車に哀愁を感じまして、選びました。自転車でお寺3カ所、博物館、凱旋門と10キロは移動したんじゃないかな。ギアもあり、乗りやすかったです」「ただ、向こうの人みんなバイクに乗っていて、自転車を必死に漕いでたの私くらいでした」とも語っていた。

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■日本が行っている支援プロジェクト

ラオスやカンボジアなどの国の地方では、まだまだ中学校の数が少なく、1つの中学校に複数の村から生徒が通っているという。

家から学校まで、往復10㎞を超える長距離の移動が必要となるケースもあるが、貧しい世帯の多くは自転車を購入することすらできず、子供達は炎天下や雨期のぬかるんだ道を、毎日数時間歩いて通学しているのだ。

日本に住む我々からは想像できないかもしれないが、これはラオスやカンボジアの中学生が中途退学する理由の一つにもなっている。

そんな子供達を救うべく、日本では民際センターによる「通学自転車支援プロジェクト」が2014年から行われているのだ。

なお、民際センターに確認したところ「ラオスについては、現地で新品の自転車を購入し、子どもたちへ贈呈しております」とのコメントが得られており、今回話題となった自転車は、別ルートでラオスにやって来たものと思われる。

海外で日本の自転車を発見した際は、泥除け部分のシールにぜひ注目してみてほしい。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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