新型コロナで痛恨 「東京ビッグサイト」公式HPほぼ空欄の異常事態
新型コロナウイルスの猛威が止まらない。東京ビッグサイト、幕張メッセを会場にしたイベントが次々中止を発表している。
東京ビッグサイトは2日、同会場とTFTビルにて3月~4月開催予定だった24のイベントが新型コロナウイルスの影響で中止、延期になったことを発表した。
昨年は約60のイベントが開催されていたこの時期、同施設のイベントページは“ほぼ空白”という異様な状況になっている。
■「該当催事はありません」

東日本を代表するイベントの聖地が壊滅状態だ。「AnimeJapan2020」「東京モーターサイクルショー」といった春休み向け大型イベントや、就活をする学生のための合同説明会イベントで盛り上がるこの時期、イベントカレンダーには「3月1日~3月20日 該当催事はありません」という表記。
唯一、3月20日開催の「マイナビ就職EXPO」の文字だけが並んでおり、改めてコロナウイルスの脅威を思い知らされる結果になっている。
■幕張メッセも同様
この状況は東京ビッグサイトだけではない。ビッグサイトと双璧を成すイベント会場「幕張メッセ」のイベントカレンダーページも同様だ。
ページには、大きく強調された「開催延期」「開催中止」の文字が並び、約25ものイベントが開催を見合わせることが決定されていた。
■イベンターからも嘆き

その影響はイベントを企画、運営する側にとって「痛恨の一撃」以外何物でもない。アニメやコスプレなどサブカル系のイベントをフリーランスの立場で請け負っているイベンターの男性は、「イベントが開催中止になった関係で、担当していたクライアントのブース計画が全部バラしになった」と落胆する。
「施工スタッフ、コンパニオン、コスプレイヤー、ステージ周りのスタッフも全員起用キャンセル。個人で依頼していた方も多くそれだけでも心苦しい。でも残念ながら私含めて補償が一切ないのが一番つらいかな」と吐露した。
■今後のイベントにも影響
4月以降のイベント企画も出しているが「企画が良くても、やるか、やらないかで揺れている状況。直前まで進めて、国の方針でやっぱり中止とかなったら全部が水の泡。安心なんて一瞬もできない」と予断を許さない状況にあることを明かした。
一方で、「そんな中、開催できたイベントもあった。しっかり除菌対策を施し、マスク必須、ドアノブや机なども短時間で毎回消毒するなど手間はかかりましたが、クライアントや出演者には『暗いニュースが多い中、よく成功させてくれた。ありがとう』と感謝されました」とイベンター冥利に尽きる一幕もあったそうだ。
年度が変わりゴールデンウィークにかけては、また大きなイベントの繁忙期がくる。それまでに新型コロナウイルスが収束することを祈るばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)






