球界OB、勝ちを知り尽くす中日・工藤公康新監督が直面する“懸念材料”を指摘 「監督の履歴を全体的に見ると…」
優勝経験豊富な中日・工藤公康新監督。低迷する中日を救うことができるのか?

元東北楽天ゴールデンイーグルスの田尾安志氏と元広島東洋カープの岡義朗氏が4日、YouTubeチャンネル『田尾安志【TAO CHANNEL】公式YouTube』で、中日ドラゴンズ・工藤公康監督の課題を指摘した。
■ 強いチームのマインドを注入
田尾氏は新たに就任した工藤監督について「強いチームでずっとやってきた。選手のときもそうだし、監督もそう。強いチームの選手のその気持ち、マインドを中日に注入してほしい」と期待を込める。
また、「ドラゴンズって、チャンスは作るけどここ一番でやっぱりプレッシャーに弱い。だからそこで打てない。そこが変われば、一気にいく可能性はある」と分析した。
■ 負けが込んだ時の手腕に注目
岡氏も「工藤監督の履歴を全体的に見ると、選手のときはもちろんいいチームというか、勝ってるチーム。巨人とか横浜とか色々こうね、あったものの、ソフトバンクでまた一気でしょ。だから勝ちには慣れている」と指摘する。
一方で、「負け出したときにどうなるかとかいうね。その辺のチーム編成に興味がある。それをどんな形で修正できるかちょっと興味がある」と語っていた。
■ リーグ優勝14回の驚異的な実績
工藤監督は現役時代、黄金時代の西武ライオンズ、福岡ダイエーホークス、読売ジャイアンツ、横浜ベイスターズと4球団に所属。西武、ダイエー、巨人で合計14回のリーグ優勝を経験した。
さらに福岡ソフトバンクホークス監督時代には5回の日本一、3回のリーグ優勝を達成。プロ野球選手は1回も優勝や日本一を経験できずに去る選手が多いだけに、この実績は驚異的なものがある。
■ 弱小ダイエーを常勝軍団へ
優勝経験の多い工藤監督だが、1995年に移籍したダイエーホークスは、17年連続Bクラスに沈んでいた弱小球団だった。同じく西武から移籍した秋山幸二氏、石毛宏典氏らと球団再建に乗り出し、捕手の城島健司氏を育てるなどして、常勝チームに導いた実績を持っている。
ただしこれは現役選手としてであり、監督としては日本一になった強いソフトバンクを引き継いだ経験しかない。仮に建て直すことができれば、指導者としての評価はさらに上がることだろう。
同監督はすでに秋季キャンプに参加しており、走り込みを中心としたメニューで選手を鍛えている様子。長い低迷期が続く中日を救うことができるだろうか。




