麦茶の“危険な飲み方”無意識にやってるかも… 「理由が今分かった」「腹を壊した」専門家が注意喚起
赤ちゃんから飲めて、いまや定番の飲み物「麦茶」に、じつは思わぬ落とし穴が。注意するべきポイントについて専門家が紹介している。

カフェインレスで妊婦さんや子供がに親しまれ、飲み物として定番となった「麦茶」。
水分補給用に持ち歩く人も多いが、じつは飲み方に「危険」があるようで、専門家も注意を呼びかけている。
【動画】麦茶の「危険な飲み方」
■細菌が増殖しやすい飲み物

麦茶にはミネラルが含まれており、汗をかく夏の水分補給におなじみの飲み物。一方でカフェインが含まれておらず、毎日いつでも気軽に飲むことができる。
7月14日放送の『newsおかえり』(ABCテレビ)では、そんな麦茶の飲み方について特集。食品微生物センターの管理栄養士・香川葵氏によると、麦茶は大麦を原料としており、炭水化物が多く含まれる。雑菌は炭水化物をもとに増えていくという。
緑茶やウーロン茶などと違い、抗菌作用のある茶葉が含まれていないことや、中性に近いことから、細菌が増殖しやすい飲み物だという。専門家によれば、オレンジジュースよりも注意が必要とも…。
■当日中に飲み切る
とくに、外出時の水分補給用に水筒に入れて持ち歩いたり、ペットボトルタイプのものを購入して飲む人も多いが、持ち運びにも注意が。
香川氏によると、保冷機能のある水筒、ボトルに入れ、常に冷たい状態をキープすることが必要とのこと。その際は、コップに移し替えて飲むタイプであれば、口内の雑菌が逆流しにくい。
水筒を洗う際にも、水で流すだけでは菌が落としきれないため、しっかりと洗剤を使ってこすり洗いをするように注意喚起。
また直接口をつけて飲むペットボトルの麦茶は、10時間後に計測すると、雑菌が約3倍に増えていたとの実験結果も。香川氏は「翌日に持ち越すっていうのは止めていただきたくて、できれば当日中に飲み切っていただく」と呼びかけもしていた。
■劣化に気付かないケースも

この時期は自宅で作り置きする家庭も多いが、劣化した麦茶は濁りや沈殿物がみられ、味も酸っぱくなるが、菌が増殖していても見た目や味に変化がないというケースも。
劣化に気付かずに飲んでしまうと、お腹を下してしまうことも。免疫の弱い小さな子供や高齢者は、とくに体調を崩すリスクがあるため注意が必要だ。
香川氏は、麦茶を作る際には熱湯で濃く作って氷や冷水で一気に冷やし、粗熱が取れたらすぐに冷蔵庫へ入れること、作った麦茶は冷蔵庫で保存し、3日以内に飲み切ることを勧めている。
■「やっぱ腐ってた」思い当たる人も
視聴者のなかには「祖父母の家で飲んだ麦茶の酸っぱい理由が今分かった」「たまに変な味がしたのはやっぱ腐ってたからなんだな」「母が1週間置いたペットボトルのお茶を飲んで腹を壊した」と“思い当たる節”がある人も。
一方では、「直飲みはしないのが常識」「昔から言われてること。作ってから粗熱取れたら冷蔵庫」「お茶ってすぐに腐る、それを知らないとだめ」といった声も。
子供などがいると、出かけ先などで選がちな麦茶。1日持って歩いていることも度々あるので、この情報には目からウロコだった。麦茶の保管には十分に気を付けたい。
この記事は2026年7月24日に公開された記事を編集して再掲載しています。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




