武田一浩氏、膝に不安を抱えるドジャース・大谷翔平へ”ある決断”を提言 「今年は打つほうに…」
膝の不調が伝えられている大谷翔平。膝を痛めた経験を持つ武田一浩氏が、今後の起用法などを語った。

元日本ハムファイターズの武田一浩氏が1日、YouTubeチャンネル『武田一浩チャンネル』に出演。「大谷翔平の野手専念」について持論を展開した。
■大谷の現状を解説
膝の不調が発覚後、成績が上がっていない印象のある大谷。武田氏は現状について「ホームランが出てない。球も上がっていない」と分析する。
スタッフが「投手としての登板もない」と指摘すると、同氏は「日曜日にオープナーとして投げるという話もあったけど、結局それもやらないという話。たぶん、デーブ・ロバーツ監督が話したように、状態が良くないんだと思う」と語った。
■無理はさせられない
さらに武田氏は自身も膝の怪我に苦しんだ経験を持っていることを明かし、「一気に改善することはないので、慎重になるのは当然。病名とかも出てないじゃん、あんまり。だからなんなのか。俺みたいに軟骨損傷だと、投げるのは結構大変」と指摘する。
また、「水を抜かずに、痛み止め、潤滑剤を入れたって言ってたけど、それでも腫れてんだろうから、少しは。本当は休ませたほうがいいけど、チーム的には。大谷のバッティングの離脱は、絶対避けなきゃいけないと、ロバーツ監督もドジャースも思ってると思うんで、あまり無理はさせられない」とコメントした。
■打者専念を勧める
大谷の膝の不調を「思ったよりも重傷だった」と語ると、スタッフは打撃でも「スイングスピードが上がっていないのでは?」と質問する。
これに武田氏は「上がってないでしょ、数字的に。三振が増えているし、ストレートに振り遅れているのは明らか。もう、投げなくてもいいんじゃないかな、先発ピッチャーも揃っているし。今年は打つほうに専念したほうがいいんじゃないかな」と打者専念を勧めていた。
動画ではその後、大谷の「膝の怪我」について、武田氏が経験者の観点から持論を展開している。
■驚異的な成績を残しているが…
ドジャース移籍後、2年連続で50本以上のホームランを放ってきた大谷だが、8月に入り膝の不調からか、ホームランのペースが落ちているようだ。
それでも2割8分、30本のホームラン、投手として8勝2敗防御率1.76の成績を残しており、かなり「驚異的な成績」といえる。
ドジャースはデトロイト・タイガースからタリック・スクーバルを獲得し、山本由伸、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノーと先発陣は豪華な顔ぶれが揃っている。少なくともシーズン中は、大谷を無理に投手として投げさせる必要はない。
3年連続のワールドシリーズ制覇に向けて、本人の意向を踏まえつつ「休ませる」ことも、検討するべき作戦のひとつといえそうだ。




