街中を走るバス、タイヤの恐ろしい異変に「近付かないで!」とネット民驚愕 バス会社は「すぐ交換行った」と説明

街中を走るバスのタイヤに発見された奇妙なコブが「危険じゃないの?」と話題に。バス会社は「運行前の点検では異常が無かった。発覚後、すぐ車両交換を行なった」と説明している。

2026/08/21 05:00

道路を走る車を見ると、車体にばかり目が行きがち。しかし現在X上では、変わり果てた形状となったバスのタイヤに、驚きの声が上がっているのだ。


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■バスのタイヤにとんでもない異変が…

ことの発端は、とあるXユーザーが投稿したポスト。

「このタイヤの膨らみ何ですか? パンクしない? 大丈夫?」といった文面の投稿には、街中を走るバスのタイヤ部分を収めた写真が添えられており、サイドウォール(側面)に拳大ほどの大きさに膨れ上がった瘤(こぶ)のような物体が確認できる。

当該のポストは瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「普通にとても危ない」「いつ裂けてもおかしくない」「近づいてはダメです。大型タイヤのバーストに巻き込まれるのは非常に危険です」「バス会社にすぐ、問い合わせるべき」といった驚きの声が多数寄せられていた。

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■専門家は「破裂する恐れがある」

バスにできた瘤(こぶ)
写真は記事内容を表現したイメージです。画像生成AI[ChatGPT]を利用して作成しました。

当該の現象は「ピンチカット」(コード切れ)と呼ばれるものと思われる。

タイヤのこうした異変は、その現象を知らない人たちにも「何かよく分からんがヤバそう」という印象を与えており、今回のポストのようにタイヤの状態を写真に収めた投稿が、SNS上には定期的に投稿されているのだ。

以前、一般社団法人「日本自動車タイヤ協会」(JATMA)に取材を行った際、担当者は「タイヤを構成している『コード』という部位が切断・損傷し、その部位が圧力に耐えきれず、膨らんでしまう現象です」と、説明していた。

主な原因として、道路の縁石等を乗り越した際にサイドウォールが縁石等とリムに挟まれ、発生するという。

その危険性について、担当者は「バースト(破裂)に繋がる可能性があります。スペアタイヤがあればすぐに交換し、車を走らせる必要があるならば、ゆっくり走って交換してもらってください」と、説明していた。

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■バス会社は「すぐタイヤ交換行った」

今回は、異変が見られたタイヤおよび車両のその後について、バスを管理する「小田急バス」に詳しい話を聞いてみることに。

取材に際し、担当者は該当する車両(タイヤ)が確認できたことを認める。

その上で、「当社では毎日の日常点検(運行前、運行中、終業時)を行っています。今回の件では、運行前の点検では異常が無く、吉祥寺駅を出た後に後続の車両からの指摘で当該運転士が確認し、無線連絡を経て、車両交換をしました」と、ことの経緯について説明。

当該車両は入庫後、すぐに整備工場にてタイヤ交換を行ったそうで、非常に迅速な対応である。担当者は「引き続き、日常点検の確実な実施と定期点検で、リスクを少なくしてまいります」と、コメントしていた。

なお、JATMAによると、コード切れはタイヤの使用期間に関係なく起こり得るものだという。読者諸君も、運転前と運転後はしっかりタイヤを点検しておこう。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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