赤信号で停まる高齢ドライバー、とんでもない交通違反にゾッとした… 「免許返納して」の声続出
高齢ドライバーの運転と見られる車両が「逆向き」で赤信号停止している様子が話題に。「免許返納して」と、悲鳴が上がっている。
一見普通の光景でも、改めて見ると「とんでもない状況」であるケースは決して珍しくない。
以前X上では、沖縄県の道路上で目撃された「とんでもない高齢ドライバー」が話題となっていたのだ。
■赤信号で「逆向き停止」する車
今回注目したいのは、とあるXユーザーが投稿した1件のポスト。
当該のポストには、沖縄県沖縄市で撮影されたと思しき写真が添えられており、総合公園「沖縄こどもの国」駐車場の入り口前の交差点に、いわゆる「高齢者マーク」をつけた車両が停まっている。
一見すると何の変哲も無い光景だが、ポスト本文には「早急に免許返納願います」という不穏な1文が綴られていた。写真をよく見ると、当該の車両が停まっている場所には停止線が存在しない。
…そう、どうやら当該の車両は「逆走」の形で、赤信号が変わるのを待っているようなのだ。
■「恐ろしい」とネット民驚愕

当該の光景は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「正面衝突とかしたら、洒落にならん」「観光客でなく、地元の人なんだろうなあ」「こどもの国の前というのが、なんとも恐ろしい」といった驚きの声が続出している。
また、場所が「沖縄」で、ドライバーが「高齢者」と思われ、「右側走行」といった点から、「返還前の沖縄やんけ」「アメリカ統治時代の人?」などのツッコミも多数確認できた。
現場の様子についてポスト投稿主に取材を打診したが、残念ながら一切の返答が得られなかった。そこで今回はこうした運転の危険性をめぐり、沖縄県警察に話を聞いてみることに。
■警察も「自主返納」を呼びかけ
まず、道路上で車線を「逆走」して運転することの問題点について、沖縄県警察本部交通部交通企画課は「道路交通法第17条第4項」に抵触すると指摘する。
これは「車両は、道路(歩道等と車道の区別のある道路においては、車道。以下第九節の二までにおいて同じ。)の中央(軌道が道路の側端に寄つて設けられている場合においては当該道路の軌道敷を除いた部分の中央とし、道路標識等による中央線が設けられているときはその中央線の設けられた道路の部分を中央とする。以下同じ)から左の部分(以下「左側部分」という)を通行しなければならない。」というもの。
反則金は9,000円(普通車)で、場合によっては3カ月以下の拘禁刑、または5万円以下の罰金の対象になるという。
逆走車を発見した場合については、「路肩等の安全な場所に停止し、衝突を避けるよう注意してください。110番通報を行うか、高速道路上の場合は最寄りのサービスエリア等の非常電話などから、逆走車があることを直ちに通報してください」と、呼びかけている。
また、高齢ドライバーの免許返納について、担当者からは「加齢に伴う身体機能や認知機能の低下などにより、運転に不安を感じておられる高齢者の方や、交通事故を心配する家族等周辺の方は運転免許の自主返納について検討してください」「運転免許を自主返納された場合は、公共交通機関の利用が割引になるなどの優遇措置もありますので、運転免許課免許センターまでご相談ください」とのコメントが得られた。
免許返納のタイミングは、自身ではなかなか気付けないもの。免許を所持している高齢ドライバーやその家族は、まず「相談」するところから始めてほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




