田尾安志氏、中日が阪神に“7点リード”から逆転負けした要因分析 井上監督の采配に苦言 「あたふたして…」

アマチュア野球ならコールドになる7回7点差から逆転負けした中日ドラゴンズ。田尾安志が考えるその理由とは。

中日ドラゴンズ
Photo:Sirabee編集部

元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏が20日、YouTubeチャンネル『TAO CHANNEL』に出演。同日の阪神タイガース戦で7対0から逆転負けをした中日ドラゴンズ・井上一樹監督の采配に苦言を呈した。

【今回の動画】田尾氏7点差逆転負けの井上監督に苦言


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■まさかの大逆転負け

20日の阪神対中日戦は、ドラゴンズが先発のマラーが自らスリーランホームランを放つなど打線が爆発。7回表終了時点で7対0とリードした。

ところが7回裏に阪神の坂本誠士郎に2点タイムリーが飛び出すと、井上監督は藤嶋健人、齋藤綱記と注ぎ込むが、4失点。

さらに8回にも清水達也が3失点し、追いつかれてしまう。9回裏、阪神の森下翔太にサヨナラホームランが飛び出し、中日はまさかのサヨナラ負けを喫してしまった。

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■「大きな波紋が起きるのでは」

この敗戦について田尾氏は「大きな波紋がこれから起きるんではないかな。そういう心配をしております」と語る。

要因には先発・マラーの交代を挙げ、「それまでのピッチング内容を見てたら連打をガンガン食らうほどのピッチングではなかったと思うんですよね。2点を取られた時点で焦って代えてしまった。交代が僕は1つちょっと早すぎたんではないかなと思いますね。あの時点ではまだ7対2、5点の差がありましたので」と井上監督の投手交代に疑問符をつけた。

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■マラーの交代が早すぎた

さらに田尾氏は「リリーフ陣がしっかりしてるんであれば、どこで代えてもおかしくはないんですけれども、現状のドラゴンズはですね、そこまで安定したリリーフ陣ではない、そういうことも考えれば、マラーの続投が1番正しい考えではなかったか」と指摘する。

連続継投で「ベンチの焦りっていうのはプレイしてる選手、みんなが感じてしまったんではないか。あたふたした雰囲気が、グランドにはいませんでしたけれども、感じることができた。あれでは落ち着いたプレイはしづらい。ドシッとした部分が欲しかった」と井上監督の采配に苦言。

借金がこれで14になることにも触れ、「焦りっていうものが選手起用にも出たんだろうな」と分析していた。

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■苦しい展開が続く中日

20日の試合は中日の完全な勝ちパターンだっただけに、首脳陣や選手のショックも大きい。井上監督は試合後、「今日は話すことがない」と会見を打ち切っている。

シーズン前は戦力の充実が高く評価されていた中日だが、蓋を開けると怪我人の続出や要所でのミスが相次ぎ、20日終了時点で借金14と、早くもかなり苦しい展開となった。

一部からは「休養説」も聞こえてくる井上監督。首脳陣はもちろん、選手たちも奮起し、ひとつでも上の順位を目指してもらいたい。

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