ポケモン公式、激レアの「色違いボルケニオン」発表するも… 「データ消されませんか?」怯えるプレイヤー続出

「覚悟の準備をしておいてください!」でお馴染みのネットミーム「ワザップジョルノ」で一躍有名となった「色違いボルケニオン」がポケモンに実装。「データを消されるのでは」と、心配する声が上がっている。

2026/04/27 16:15

色違いボルケニオン
画像は「ポケモン公式」ポストのスクリーンショット

ゲームの「裏技」に秘められた響きは、いつの世も子供達の心をくすぐるもの。しかし中には、そんな純粋な心を弄ぶ、非道な輩も存在するのだ。

現在ネット上では、かの有名なネットミーム「ワザップジョルノ」で注目を集めたデマ情報が現実のものとなり、驚きの声が続出している。


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■「ワザップジョルノ」って何だ?

ワザップジョルノとは、2019年ごろからネット上で注目を集めたネットミームである。

ことの発端は、ネット黎明期から存在するゲーム情報サイト「ワザップ!」にて、『ポケットモンスター オメガルビー』に関するウソの裏技情報が投稿されたことに遡る。

幻のポケモン「ボルケニオン」の色違いが手に入るという魅惑的な裏技だが、投稿内容には「セーブデータを削除する」という手順が含まれており、もし実行したならばモンスターが手に入らないどころか、それまで一生懸命プレイしてきたデータが消えてしまうという、非常に悪質な投稿であった。

それでも「色違いのボルケニオンが手に入るかも」という誘惑に抗えなかったユーザーの中には、実際に同手順を試した人物も少なくなかった模様。…その結果は、お察しの通りである。

裏技を実践したと思われるユーザーからは怒りの書き込みが多数寄せられており、中でも注目を集めたのが「あなたを詐欺罪と器物損壊罪で訴えます! 理由はもちろんお分かりですね? あなたが皆をこんなウラ技で騙し、セーブデータを破壊したからです! 覚悟の準備をしておいて下さい。ちかいうちに訴えます。裁判も起こします。裁判所にも問答無用できてもらいます。慰謝料の準備もしておいて下さい! 貴方は犯罪者です! 刑務所にぶち込まれる楽しみにしておいて下さい! いいですね!」という内容であった。

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■ジョジョ主人公に「激似」と大ウケ

はらわたが煮えくり返っていることが伝わる文章は、「ですます調」を崩さず徐々にヒートアップしていく様子や、「覚悟の準備」という独特な表現が漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部の主人公であるジョルノ・ジョバァーナを連想させると話題に。

他にもツッコミどころは満載であり、たとえばガセ情報を書き込んだ人物が悪いことは間違いない。しかし、騙された側と騙した側の間で金銭的な利益・損失が発生したワケではないため、詐欺罪を立証するのは不可能だろう。器物損壊罪についても同様である。

こうした背景があり、こちらの書き込みはネット上で「ワザップジョルノ」の愛称で親しまれるようになった。またゲームなどのウソ情報を流した人物に対しては「あなたを詐欺罪と器物損壊罪で訴えます!」「覚悟の準備をしておいてください!」などと叱責するのが、マナーとなっている。

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■「覚悟の準備ができてない」とユーザー困惑

そんなワザップジョルノの誕生から今年で7年。なんと本日4月27日に、Xの「ポケモン公式」アカウントから、色違いボルケニオンが贈られるイベントの詳細が発表されたのだ。

レアポケモンの色違いが手に入るという情報に狂喜するユーザーが続出する一方、ワザップジョルノを連想した人も少なくない。実際、ボルケニオンの色も黄金色と、ジョルノを連想させるカラーリングである。

その入手方法は、ソフト図鑑の「ミアレ図鑑」「異次元図鑑」「メガシンカ図鑑」を完成させるというもので、当然ながら「セーブデータを削除する」という手順は含まれていない。

当該の発表を受け、Xユーザーからは「ついに詐欺罪と器物損壊罪から逃れられるんだな」「よかったな、ワザップジョルノ」「どうしよう、覚悟の準備ができてない」「データは消されませんか?」など、驚きと喜び、そして困惑が入り混じった声が多数寄せられていた。

大切なのは「真実に向かおうとする意志」である。向かおうとする意志さえあれば、たとえガセネタに踊らされてセーブデータを消してしまったとしても、いつかは色違いボルケニオンに辿り着けるということを、ポケモン公式は伝えたかったのかもしれない。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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