【大槌・山林火災】三陸道付近での“野次馬行為”が消火活動の妨げに SNSでは「非常識」の声

岩手県大槌町の山林火災で、県外から現場を見物に来るような車がみられるとして、地元の観光交流協会が注意喚起。ユーザーからも怒りの声があがっている。

2026/04/27 13:45

大槌町観光交流協会X
画像は大槌町観光交流協会Xより引用

同町で発生している山林火災について、岩手県大槌町観光交流協会が26日、公式Xを更新。

県外ナンバーの車両が火災の見物のために、三陸道や町内で減速や停車していることを受け、消火活動の妨げになっているとして注意喚起。ネット上で波紋を呼んでいる。

【今回の投稿】「活動の妨げとなる行為はお控え下さい」注意喚起

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■発生6日目も鎮火せず

今月22日、大槌町の小槌地区と吉里吉里地区で相次いで山林火災が発生。自衛隊のヘリコプターなどによる消火活動が続けられているが、6日目となっても鎮火せず、学校や住宅地への延焼が続いている。

各地に避難指示が出され、対象人数は3,257人に。焼失面積は合わせて1,373ヘクタールにのぼっている。

この火災で、三陸道の山田南ICから大槌ICの上下線が安全確認のため、26日午後7時30分より通行止めとなっている。

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■「消火活動の最前線です」

そんななか、同町観光交流協会が26日夜、公式Xを更新。「お願い」として、「町内および三陸道で、県外ナンバーによる火災の様子を見るための減速走行やハザードを焚く停車が見受けられました」と火災を見物するような車がみられたことを報告。

「現場は見学の場ではなく、消火活動の最前線です。活動の妨げとなる行為はお控え下さい」と注意喚起し、「また、野生動物の事故も確認されています。運転中は前方に十分ご注意ください」とした。

この投稿に、岩手県盛岡市の旅行会社「東杜観光」も反応。「【重要】大槌町からのお願いです。一刻も早い鎮火鎮圧のため、火災の野次馬行為は慎んでください」と呼びかけている。

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■「最悪」「非常識」怒りの声

同協会の投稿に、ユーザーからは「野次馬最悪」「非常識にも程がある!」「なぜ当たり前のことが分からないのかしら…? 悲しくなります」「こんなこと公に『お願い』されなきゃわからない人が増えたってことか」と怒りの声が。

「片側一車線の三陸道は消火作業の妨げになるとともに、火災に巻き込まれる可能性も十分にあるので早々に通過するように願いたい」との呼びかけや、なかには「『非常識行為はナンバーをテレビで晒します』って道中に看板立てて、それでもやるやら本当に晒して社会的制裁を加えてやればいい」との意見も。

「避難して無住のお家を狙っている連中も居そう」「空き巣の可能性も高い」と、住民が避難した後の住宅を狙った犯罪行為を危惧する人もみられた。

火災の見物は、消火活動の邪魔になり、さらに新たな被害につながりかねないうえに、被災した人を傷つける行為だ。厳に慎むべきだろう。

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【今回の投稿】火災見物に注意喚起