ヤマザキ春のパンまつり、おにぎり過激派が「重大な裏切り」とブチ切れ 米・麺類も対象の理由を山崎製パンに聞いた
ヤマザキ春のパンまつり対象商品におにぎりが含まれているのは「重大な裏切り」とする過激派の意見が話題に。山崎製パンは「2015年から対象とした」と、経緯を説明する。
日本の春といえば桜に花見に入学式、そして「ヤマザキ春のパンまつり」である。
しかしX上では、そんな春の風物詩・パンまつりに隠された意外なルールに対して「重大な裏切り」の声が上がっていたのをご存知だろうか。
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■店頭でシールが貼られていたのは…
ことの発端は、Xユーザー・お鯛さんが投稿したポスト。
「それは重大な裏切りだろ」という物々しい内容の投稿には、店頭に並んだ美味しそうなおにぎりの写真が添えられている。
それは重大な裏切りだろ。 pic.twitter.com/S5gWUoH5XG
— お鯛 (@otto_morgen) February 7, 2026
そしてなんと、これらの商品には「春のパンまつり対象商品」を示す点数シールが貼られていたのだった。確かに、よくよく考えると「パンまつり」を謳っているにも関わらず、「おにぎり」が対象となるのは奇妙な印象を受ける。
■「パンしか認めない」「炭水化物だからセーフ」

当該のポストは瞬く間に話題となり、様々な声が寄せられている。
例えば「パンまつりではパンしか認めない」というパン過激派や、「デイリーヤマザキで売られているのなら、それはパンだよ」というヤマザキ信仰派、「炭水化物仲間だからセーフ」という中立派、「おにぎりも対象なら小麦アレルギーの人も参加できるから、そのための配慮なのでは」という穏健派など、多種多様な意見が飛び交っているのだ。
なお、ポスト投稿主・お鯛さんは「『まるごとバナナ』などのデザート商品にもシールが貼られているのも知っていましたが、ケーキ類はパンの仲間という感覚なので、特に違和感は覚えませんでした」「しかしご飯派の私としては、おにぎりがパンまつりに参加している事実に違和感や寂しさを感じたのかもしれません」と、胸中を明かしている。
どのような経緯があって、おにぎりはパンまつりに参加するに至ったのだろうか。詳細をめぐり、山崎製パンに話を聞いた。
■今年で45年を迎えるパンまつり

春のパンまつりの詳細について、山崎製パン担当者は「春は新生活がスタートする季節のため、手軽で美味しいパンが朝食などで食卓に並ぶ機会が増えます。そのような時期に、日頃の感謝の気持ちを届けたいということで、毎年春にキャンペーンを行うようになりました」と、振り返る。
なお、1981年(昭和56年)の第1回「春のパンまつり」キャンペーンを実施するに当たり、パンを食べる朝の食卓をイメージして、パン食文化の本場・フランスのデュラン社製(現在はアルク社)の真っ白な皿を採用。

担当者は「この白いお皿は清潔感とスマートさにあふれた、おしゃれなお皿として好評を頂いたことから、以後継続して景品としています」と、説明している。
■おにぎりや弁当、麺類は「2015年より対象」
そんな長い歴史を持つパンまつりの対象商品については「デイリーヤマザキやヤマザキショップなどのヤマザキのお店で販売しているヤマザキパングループオリジナルのスイーツ、おにぎり、お弁当、麺類などがシール対象となっています。また、デイリーヤマザキでは、店内で製造する焼きたてパン、おにぎり、お弁当などのデイリーホットの商品も全て対象としています」との回答が得られた。
まさか、おにぎりだけでなく弁当や麺類まで対象に含まれていたとは…。
これらを対象とした経緯について、担当者は「おにぎり、お弁当や麺類などについては2015年より対象としました。それまでも食パン、菓子パンを中心として、大福などの和菓子やチルドケーキなども対象商品として実施していましたが、多くのお客様にヤマザキパングループが製造しているおにぎり、お弁当、麺類などのおいしさにも触れて頂きたい、という思いから対象としています」と、説明してくれた。
おにぎりのパンまつり参戦を「裏切り」と感じる人もいるかと思うが、山崎製パンの気持ちに免じて、ここはご容赦願いたい。

今年のパンまつり実施期間は4月30日まで(北海道地区は5月31日まで)。皿の引き換えは5月17日まで(北海道地区は6月14日まで)なので、忘れずにゲットしよう。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




