ドラム式洗濯機リコールのパナソニック、「数年前に修理費取られた」とユーザーから不満の声 修理費の「返金有無」を聞いた
ドラム式電気洗濯乾燥機のリコールを発表したパナソニック。発表より以前に「有償修理を行なった」というユーザーへの返金対応について、同社に話を聞いた。

パナソニックが自社製品のリコールを発表。
その内容を受け、一部ユーザーからは「修理にかかった費用はどうなるの?」と、疑問の声が相次いでいる。
■リコール発表、その詳細は…
15日、パナソニックは公式サイトより「弊社が2021年8月から2024年8月までに製造したドラム式電気洗濯乾燥機18品番におきまして、自動投入ユニットの不具合により、自動投入タンクとの接続部から洗濯槽の外へ漏れた洗剤や柔軟剤などが製品本体内部を伝って製品背面もしくは側面下側のリード線に付着すると、場合によってはリード線被覆の絶縁性能が劣化して局所的な短絡が生じ、リード線の下部にある樹脂部品に延焼して発煙・発火に至るおそれがあることが判明いたしました」と、説明。無償点検・修理を行うリコールが発表された。
パナソニックからのお詫びとお知らせ
日頃は、弊社製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
パナソニックから大切なお知らせとお願いがあります。弊社が2021年~2024年に製造したドラム式電気洗濯乾燥機18品番におきまして、発煙・発火に至るおそれがあることが判明いたしました。…
— Panasonic Japan公式 (@Panasonic_cp) October 15, 2026
するとこちらの内容を受け、一部ユーザーからは疑問の声が噴出する事態となった。
■修理にかかった費用、3万円はどうなる?
Xユーザーのひらじさんは「待ってくれ。1年前に修理依頼した時、この液漏れが原因で普通に修理費3万取られたんだが?」と、投稿。
待ってくれ1年前に修理依頼した時この液漏れが原因で普通に修理費3万取られたんだが????????? https://t.co/LGfS8b70e3 pic.twitter.com/wUfUikho5a
— ひらじ (@hirazi_illust) October 15, 2026
昨年6月、今回パナソニックが発表したのと同じ症状により、「ドラム式洗濯機を修理に出した」という当時のポストのスクリーンショットを添えている。もちろん当時は「リコール対象」と認識されておらず、修理に3万円もの費用が発生したのだ。
今回正式にリコールが発表されたということは、ひらじさん同様、過去に不具合が発見されたユーザーも少なからず存在するということ。
実際、ひらじさんのポストには「うちも3年前に乾燥がおかしくなって修理依頼したら、洗剤漏れで配線溶けてて有償修理しました」「2年前にパッキンからの洗剤漏れで配線に影響が出て乾燥機能使えなくなり3万払いました…。パナの修理の人も、この故障多いんですよねーと当時おっしゃっていました」など、ユーザーからの体験談が寄せられていたのだ。
■修理費用の返金有無、パナソニックに聞いた
リコール対象となるのは「2021年8月から2024年8月」の期間に製造された製品である点を考えると、過去に有償修理を受けたユーザーの中には修理費用の領収書はおろか、ドラム式洗濯機そのものを既に持っていないという人もいることだろう。
そこで今回は、リコール前に有償修理を受けたユーザーに対する「返金対応の有無」をめぐり、パナソニックに話を聞いてみることに。
すると、広報担当者からは「リード線の交換に要したサービス費用・部品代を有償で修理いただいたお客様には、返金させていただく予定です」との回答が得られた。
なお、返金に関するフロー等の詳細については、「流通含め関係先との調整もあり、現時点では回答を控えさせていただきたく、ご理解のほどお願い申し上げます」とのことであった。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




