冠水した道路を通過するとき“1番ダメな方法” 「車の知識がなければない人ほど…」「やっちゃう人が多い」
ゲリラ豪雨などで道路が冠水する被害も増えるなか、冠水した道路で「1番ダメなこと」を専門家が解説。車の知識がない人ほどやってしまうおそれが…。

千葉県で豪雨災害が発生したばかりだが、22日夕方には埼玉県などでも猛烈な雨が降り、戸田市付近では午後5時ごろまでに1時間でおよそ100ミリの雨が降るなどし、道路の冠水が多数確認。大雨による被害が各地で相次いでいる。
MUSUBIマーケティング代表取締役で、中古車販売店「BUDDICA」のフランチャイズ店を経営する板垣智啓氏が、公式YouTubeチャンネル『ガッキーのクルマ部』にて、冠水した道路を車で通過する際に「1番ダメな方法」について解説し、注意を呼びかけていたので紹介する。
【今回の動画】冠水した道路で「1番ダメ」なこと
■冠水しやすい場所は
千葉県の豪雨では2,800台以上の車が水没。22日の埼玉県の記録的なゲリラ豪雨では、35件の道路冠水が確認され、10件ほどの水没の通報があったとのこと。
板垣氏は、冠水しやすい場所について「とくに危ないのがアンダーパス。あとは地下道、河川付近」と話す。
さらに「田んぼと同じくらいの(高さの)道路あるじゃないですか。そういう道路は田んぼみたいに水浸しになってしまう。低い土地、道路と水面の境がない、田んぼとかのところは、まさにそうじゃないかと思いますが、そういったところは注意」と呼びかけた。
■「行けるか?」は「行かない」
続けて「当たり前なんですけど、冠水したところには入らない。当たり前だと思うんですけど、でも『これ行けるかも』と思う時があるじゃないですか。正直『行けるかな』と思う人の気持ちも分からなくもない」と話す。
JAFが公開している冠水路の走行テストの検証結果に言及し、「結論としては、『行けるか?』と思ったら、まず行かない方がいい。これだけ覚えてください」と強調。
検証では、水深30センチで、時速30キロで走行したガソリン車に車内への浸水が発生した。「30センチって、基本的なSUVとか背の高い車を除くと、(一般的な車の)フロアまでは行ってますよね。そこでは(浸水が)発生しているみたい」と説明する。
■速度が上がると被害も
さらに「もちろんそれ以上の水深60センチでは、(時速)30キロから40キロで走行してみた結果、警告灯が点灯して、エンジン停止、走行不能などが起きている」とも。
「30キロぐらいまでなら走れる、という意味では全くなくて、冠水路に、そもそも入らないのがいいかなと思います」と再度強調する。
また「じつは30センチぐらいの水深でも、(時速)10キロぐらいの徐行だったら、なんとか問題なく行けたんですよ。速度が上がれば上がるほど被害が増える。冠水しているところを突っ切ろうっていう人って、一気にブーンと行こうとする人がいる。スピードを上げた方が危ないんですよ。これはでも、意外じゃない? おそらく車の知識がない人ほど、そういう風にやっちゃう人が多いと思うんですが、スピードを出して突っ込んで抜けてやろう、っていうのが1番ダメ。これは本当に注意が必要」と呼びかけていた。
■「飛ばしてしまいました」という人も
ユーザーからは「以前水溜まりにいき水没したとき、速度を飛ばしてしまいました」「前方の車が冠水して動かなくなってるのに突っ込んでくる車がいるのがホントびっくりでした」「走行途中で大雨に出合ったら自分の今いる地点で一番近い高いところを見つけて車内で待つ。これが原則」といった声がみられた。
確かに、徐行するより一気に走り抜ける方が被害が増えるのは意外だった。とはいえ、やはり何より、まずは冠水した道路には入らないように注意するべきだろう。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




