地震直後、目の前の家がぺっちゃんこに… 被災者が遠方の親友に電話で「繰り返した言葉」に胸が締め付けられる
熊本地震の発生の際に、偶然にも大きな揺れを観測した地域の友人と通話をしていたというリアルな内容に、「涙が出ました」「他人事とは思えない」といった声が。

元消防士の“タイチョー”こと兼平豪氏が7月30日、公式YouTubeチャンネル『【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス』を更新。令和8年熊本地震の発生直後に、スタッフが被災した友人と交わしていた会話について言及した。
【今回の動画】スタッフが被災した友人と交わした会話
■「尋常じゃないパニック」
7月28日に発生した地震を受け、兼平氏は報道の在り方や、今後の注意点などについて解説。そのなかで、スタッフの1人が、地震で震度7を記録した同県氷川町に在住する親友と、偶然にも地震の瞬間に電話をしていたという話題に。
隣で会話を聞いていたという別のスタッフによると「もう尋常じゃないパニック。目の前にある、いつも見ていた家が、ぺっちゃんこになってるんですって。『あそこも潰れてる、あそこも潰れてる、道路が陥没してる、どうしたらいいの』って。ずっとパニック状態で…」と回顧。会話をしていたスタッフが何とか落ち着かせようとしていたという。
■「あの子だけは…」
さらに「(被災した人には)娘さんがいらっしゃる、と。そのときに言っていたのが、『あの子は頼むぞ』と。『私に何かあったら、あの子だけは頼むぞ』と。何回も言うんですよ。それを隣で聞いていて、もうギューッてなって。むちゃくちゃ怖い思いをされてたんだなって」と明かす。
兼平氏は「被災された方は、そういう思いは絶対あったんじゃない? 『自分の命はいいから』って。『この子だけでも』って。目の前に全く知らない世界がやってきたときに、本当にパニックになるし。じゃあ僕たちはそれを見て、『かわいそう』で終わらせていいんかって、本当に思うねん」と話す。
日本国内はどこでも大きな地震が発生するおそれがあることに触れ、「同じ状況になってしまったって考えて、皆さんどういった対策をすべきなのかっていうのを僕は伝えたい」と語っていた。
■「涙が出ました」の声
この話に、ユーザーからは「リアルな電話のやり取りを聞いて涙が出ました」「私も九州に親族がいるので他人事とは思えません」「もし大地震が来たら自分はどれだけ冷静にいられるかな…って思います」といった声がみられた。
実際に大きな揺れを経験した際に、どれだけ冷静に、迅速に行動できるのか。日ごろからシミュレーションをしていても、実際にそのときに実行できるのか。改めて考えさせられる。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




