満員電車ベビーカー問題、ひろゆき氏パリの現状明かすも… 「悪気がある訳では無く」「万が一」論争相次ぐ
満員電車となった山手線で、乗降のたびに人波へ巻き込まれたベビーカー。この投稿について、ひろゆき氏の一言がさらなる議論を呼んでいる。

実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が2日、自身のXを更新。混雑した電車でベビーカーを利用した女性の体験談を引用し、パリの地下鉄で目にしてきた光景について言及。これを受け、ベビーカーでの移動や赤ちゃんの安全について、さまざまな立場から意見が相次いでいる。
■乗降のたび「ベビーカー揉みくちゃ」
ひろゆき氏が引用したのは、ある女性ユーザーが先月31日に投稿した体験談。
女性は17時ごろ、ベビーカーを押して原宿駅から山手線に乗車したという。帰宅時間帯と重なり、投稿された画像からも、車内が多くの乗客で混雑していたことがわかる。
女性は、駅に到着して乗客が乗り降りするたび、ベビーカーが「揉みくちゃで倒れそうになって」シェードも開いてしまったため、必死で押さえていたと振り返る。その後、人の流れで移動した先で、男性がベビーカーマークのある位置へ誘導してくれたそうで、「親切に接してくださる方もいるものだ」と感謝をつづっていた。
■ひろゆき氏「畳まされてる人見たことない」
これに現在パリに住むひろゆき氏は、「パリの地下鉄で混んでても、ベビーカー畳まされてる人見たことない」と、自身が目にしてきたことに言及した。
この発言に「普通にベビーカー畳む国なんて日本ぐらいしかないかと」「中にいる人は自然にスペースを作る」といった、海外での対応に触れる声が寄せられた。
また、「今のベビーカーって10キロ位あるから、畳んで持ちながら抱っこはさすがに罰ゲーム」と、赤ちゃんや荷物を抱えながら、畳んだベビーカーまで持つ難しさを訴える人も見受けられた。
過去のSirabee記事でも、ヨーロッパの列車では、乗客がすすんでベビーカーの乗降を手伝い、少し混雑した車内でも周囲がスペースを作ろうとする光景を紹介している。
■「パリと山手線では混み方が違う」
一方で、「パリと山手線では混み方が違う」「日本のラッシュ時とは比較できない」といった意見も。
引用元の投稿にも、「悪気がある訳では無く…押し込まれて詰め込み状態で乗るので、ベビーカーに気が付かない人の方が多い」「すぐ周りに居る人が気を遣っても、それより外側に居る人にはベビーカーが見えない」と、混み合っている車内では、その存在に気付くこと自体が難しいと指摘する声も上がっている。
満員電車でベビーカーの近くに立った経験がある人からは、「人と人同士なら、押し合いながらもお互い支えになれるんだけど、ベビーカーだとバランス崩した時に寄りかかる場所を無くされる」との体験談も。
実際に転倒しないよう踏ん張ったものの「めちゃ難しかった」との声もあり、混雑時には、周囲の乗客もベビーカーに倒れ込まないよう体勢を保つことが容易ではないようだ。
■「万が一…子供の上に倒れたら」
さらに、「万が一何かの拍子で誰かが子供の上に倒れてきたらと思うと怖い」と、安全面を心配し、混雑そのものが赤ちゃんにとって危険になり得るという指摘も。
その一方で、「都会はこのくらいの歳の子の子育てしづらそうだよな…」「こういう子育てしてる人を守れない社会が余計に少子化を招くんだよな」と、子育て世帯が移動しづらい現状を嘆く人も見受けられた。
ベビーカーを畳むことだけが正解とは限らず、子育て中には混雑する時間帯に移動せざるを得ない事情もあるだろう。しかし、日本の満員電車では、周囲に悪意がなくても押し込まれたり、急な揺れで誰かが倒れ込んだりする危険もある。
電車内にはベビーカーマークのあるフリースペースも設けられているが、混雑時にはそこまで移動すること自体が難しい場合もある。ベビーカーを利用する人や、その周囲にいる人らが、互いの置かれた状況を思いやり、できる範囲で支え合っていけたら…。そう改めて考えさせられる投稿だったのではないだろうか。
■執筆者プロフィール
蒼羽 結:フリーライター。2021年よりsirabeeで活動。
リリース記事や調査記事の担当を経て、現在はエンタメニュースを中心に、SNSで話題のトレンドや時事ネタなど幅広いジャンルの記事を執筆中。
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(文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)




