掛布雅之氏、85年日本一チームと比較し阪神タイガースの“現状”に危機感 「2人が打たないと勝てないチームに…」
巨人と同率首位ターンとなった阪神。掛布雅之氏には心配なことがあるそうで…。

元阪神タイガースの掛布雅之氏が28日、自身のYouTubeチャンネル『掛布雅之の憧球』に出演。阪神の「不安点」を指摘した。
■ 森下と佐藤への過度な依存
プロ野球史上初となる「阪神と巨人が同率首位でオールスターブレイクを迎える」という状況について、掛布氏は「野球ファンとしてはたまらない、阪神と巨人の優勝争いになる」と期待を寄せる。
一方で、阪神の大きな懸念点として「森下翔太と佐藤輝明が止められたときに、得点力が半減どころじゃなく、半減している。彼ら2人が打たないと勝てないチームになっている」と指摘した。
■ 85年日本一チームとの違い
掛布氏は自身が日本一を経験した1985年の阪神打線を引き合いに出し、「バースも僕も岡田(彰布)も打たなくても、真弓(明信)さんや佐野(仙好)さんあたりがいいところで打ってくれて、勝つような戦力があった。1番から8番まで固定メンバーで戦えた」と振り返る。
現在の阪神については、「6番、7番やショートのポジションが固定できていないために、佐藤と森下が打てないときに非常に得点力が下がる。その2つのポイントになるのは、立石正広になるの? バッティングを見ても、2軍に落ちる前と変わっていないんだよね」と指摘した。
■立石は「厳しい」と指摘
その後、掛布氏は立石について「基本的な下半身の使い方をもう1回自分のなかで考え直して。レベルに下半身が振れるようなボディターン、体の使い方をもう1回やり直さないとちょっと厳しいんじゃないかな」とアドバイス。
阪神と巨人の前半戦には「阪神と巨人はこの戦力のなかで、いい戦い方をして首位ターンをしたっていう見方でいいですかね 。これから激しい阪神巨人の首位争い、後半戦も皆さんと一緒に楽しみたいと思います」と語っていた。
■橋上監督代行がチームを立て直す
阪神と巨人は前半戦を終えて50勝40敗の成績で、巨人が1つ引き分けが多いものの、同率首位で折り返すことになった。
戦いぶりを見ると、阪神は戦力が揃っていながら、交流戦で大苦戦し、リーグ戦再開後はなかなか2位以下を引き離せない状況。一方巨人は阿部慎之助前監督が辞任後、橋上監督代行が交流戦でチームを立て直し、首位に肉薄しているという印象がある。
今後、巨人と阪神、どちらが抜け出すのか。大いに注目される。




