食べてはいけない危険なズッキーニ、その理由にゾッとした… 生産量1位・長野県も「見た目で分からない」と警鐘

夏に美味しい野菜のズッキーニだが、「絶対食べてはいけない個体」のサインが話題に。生産量日本一・長野県のJAながのも「見た目での判断は難しい」と、語る。

2026/07/14 10:45

ズッキーニの味噌炒め
Photo:Sirabee編集部

夏はズッキーニが美味しい季節。そんな夏野菜の代表格とも言えるズッキーニだが、じつは「決して食べてはいけない」個体の特徴が話題となっていたのだ。


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■異変見られる4つの野菜、一番危険なのは…

今回注目したいのは、「野菜のプロ」こと青髪のテツさんが投稿したポスト。

「絶対に食べたらダメなものが1つあります!! どれでしょう?」と綴られた投稿には4つの野菜が写った写真が添えられ、「1. 紫に変色したブロッコリー」「2. 黒い点がある白菜」「3. 青く変色した大根」「4. 強い苦味があるズッキーニ」という4択形式のクイズとなっていた。

いずれも異常な状態に思えるが…正解は「4. 強い苦味があるズッキーニ」だと言う。

その理由について、テツさんは「ズッキーニが強く苦いときは食べないでください!! もったいないからと言って無理に食べると食中毒の原因になります」と、説明している。

なお、「1〜3は状態によっては食べられることが多い」とのことで、1と2は全く問題無く、3は食味が悪い場合があるので「お店に返品がベターです」とも補足していた。

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■食べてみないと危険か分からない?

当該のポストは瞬く間に話題となり、「紫ブロッコリーって悪いやつじゃないんだ」「これは知らなかった」など、驚きの声が相次いでいる。

また、他の選択肢は「見た目の変化」であるにも関わらず、ズッキーニの異変が「食べてみないと分からない」という点に危機感を覚えた人も多く、「見た目では分からないのでしょうか?」という声が散見された。

そこで今回は、ズッキーニの生産量日本一である長野県の「JAながの」(ながの農業協同組合)に詳しい話を聞いてみることに。

ズッキーニは長野県の北部・飯山市での栽培の歴史が古く、JAながの管内でも栽培面積が多い地区。

JAながの担当者は「この地域は元々野菜の栽培が多い地域ですが、最も栽培面積の多かったアスパラガスに病気が発生し、栽培が難しくなった畑の転換作物としてズッキーニが推奨されてきたことにより、面積が増えたという経過があります」と、その歴史を振り返る。

長野のズッキーニ
画像提供:JAながの

また、ズッキーニは夏野菜の中でも比較的冷涼な気候を好むため、長野県の冷涼な気候は栽培にぴったり。担当者は「現在では飯山市以外の当JA管内各地にも栽培が広がった次第です。当初は認知度も低かったのですが、地道な広報活動や営業により、今や一般的に広く知られる野菜となりました」と、説明してくれた。

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■ズッキーニ以外にも危険な野菜が…

そんなズッキーニは、夕顔と同じ「ウリ科」に属する野菜。

これらウリ科のつる植物について、長野県は「ごくまれに大変苦みの強いユウガオがあり、食べると食中毒になることがあります。これは、ユウガオの苦味成分『ククルビタシン類』によるものです。食べる際は、調理前に実や茎を切って軽く味見をし、苦味がある場合は食べないようにしましょう」と、注意を喚起している。

また、夕顔はスイカ等を栽培する際に、接ぎ木の台木として使用されることがあり、この台木からとれる夕顔の実はククルビタシン類を多く含むことがあるため、食べるのは避けるべきである。

ウリ科には他にもきゅうり、かぼちゃ、メロンなどがあり、これらを食べて激しい苦みがある場合には、「ククルビタシン類」が含まれている可能性があるため、食べないように気をつけたい。

こうした情報を踏まえ、JAながのの担当者も「味見をし、苦い場合は食べないというのが最善の方法のようです。 また、見た目での判断は難しいと思われます」と、補足していた。

「味見」は料理のでき具合を確かめるための行為だが、じつはこうした「危険探知」としての役割も重要。ズッキーニを料理する予定がある人は、忘れずに味見をしてほしい。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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