「7月6日はサラダ記念日」俵万智は歴史上の人物? 4割の人が誤解していると判明

「七月六日はサラダ記念日」で有名な歌人・俵万智氏を、4割の人が「歴史上の人物」と誤解していることが判明。女性より男性にこの傾向が見られた。

2026/07/06 15:15

本日7月6日は「サラダ記念日」として知られる日。あまりに有名なフレーズだが、作者・俵万智氏を誤解している人が少なからず存在するのをご存知だろうか。


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■みんなご存知「サラダ記念日」

「『この味がいいね』と君が言ったから7月6日はサラダ記念日」と詠んだ『サラダ記念日』は、最も有名な短歌の一つ。なんでもない1日が誰かの一言で特別な日に変わった瞬間を切り取った、瑞々しさに溢れた作品である。

国語・現代文の教科書にも掲載されていたことから、「学生時代の国語の授業で知った」という読者も多いだろう。しかし、この「教科書で出会った」という点が、大きな誤解に繋がっているケースも少なくないのだ。

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■「歴史上の人物」と誤解相次ぐ

歴史の教科書に代表されるように、教科書に掲載される人物というのはその多くが歴史上の人物であり、既に他界している場合が多い。

そのため、俵氏が「既に亡くなっている」と思い込んだ当時の学生も少なくないようだが、俵氏は現在も存命。歌人・エッセイストとして精力的に活動中で、近年は「字数制限のある中で表現するプロ」として、Xでも高い人気を博している。

俵万智・Xアカウント
画像は「俵万智」Xアカウントによるポストのスクリーンショット

本人も「歴史上の人物と思っていた」と言われる機会が少なくないようで、2012年には「以前、電車で女子中学生に『教科書で見ました! まだ生きてたんですね!』と握手を求められたことがあるけど、ツイッターを始めて、似たようなことを、ちょいちょい言われる。うん、まだ生きてるよ~」と綴ったポストが話題に。

それから14年経つ今年3月にも「このツイートのころに生まれた子が、もう中学生なんですね…うん、まだ生きてるよ〜」というポストが投稿され、話題に。もはや俵氏の生存報告は「お家芸」として確立しているのだ。

また、与謝野晶子や金子みすゞと混同しているのか、「大正時代の人だと思ってた…」という声が、X上では多く見られる。

こうした影響を受けてか、Xのプロフィール欄には「#存命なう」とも添えられている。自身の生死に関する誤解をユーモアに変えてしまう柔軟性も、俵氏が人気を博している理由の一つだろう。

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■「俵万智は歴史上の人物」、誤解している人の割合は…

さて、前出のような理由から「俵万智=歴史上の人物」と誤解していた人は一定数存在したようだが、令和の現在ではどうだろうか。

Sirabee編集部では以前、全国の10~60代の男女656名を対象としたアンケートにて、「歌人・俵万智は現在も存命だと思う?」という調査を実施。

俵万智、存命グラフ

その結果、「存命だと思う」と回答した人は全体の63.9%で、残る36.1%は「思わない」と回答。いまだに4割弱の人が「歴史上の人物」と誤解していることが分かったのだ。

なお、男女ともに10〜20代の若年層の正答率が最も低く、年代層が上がるにつれて正答率が上がっていく傾向にある。また、性別ごとの回答結果を見ると男性の正答率が60.6%に対し、女性の正答率が67.8%と、差をつけていた。

俵万智、存命グラフ

短歌は非常に長い歴史を持つ文化のため、その印象から俵氏のことを「歴史上の人物」と誤解する人もいることだろう。しかし時代に関係なく、そこにヒトが存在すればどんな歌でも詠めるのが、短歌最大の魅力である。

ぜひ読者諸君も、「自分だけの記念日」を見つけてほしい。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2026年3月30日~4月5日
対象:全国10代~60代男女656名(有効回答数)
グラフの割合は数点以下第2位を切り捨てているため、合計しても必ずしも100とはならない。

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