食器棚の“一番下”にやるべき地震対策 防災士イラストレーター「食器が割れたことはありません」
20日の地震を受けて「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表されるなか、賃貸物件であっても簡単にできる食器棚の地震対策とは…。

防災士イラストレーターのアベナオミ氏が20日、公式Xを更新。食器棚の地震対策について呼びかけ、反響を呼んでいる。
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■182市町村に「後発地震注意情報」
20日午後4時52分ごろ、北海道・三陸沖を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生。青森県階上町で最大震度5強を観測したほか、青森、岩手、宮城の各県で震度5弱、北海道から近畿までの広い範囲で震度4以下を観測した。一時、北海道から東北地方沿岸に津波警報や注意報が発表され、岩手県久慈港では80センチの津波を観測。各地でも津波を観測した。
この地震を受け、気象庁と内閣府は、北海道から千葉県までの182市町村を対象に「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表。今後1週間程度は地震や津波に備えて防災対応を取るよう呼びかけている。
■「割れたことはありません」
地震発生後の20日夜、アベ氏は公式Xに「背の高い家具の一番したに水を備蓄しよう!」と投稿。
添えられた画像を見ると、食器棚の一番下の床に近い段に、食器ではなく水の入ったペットボトルが数本寝かせて置かれている。

この対策について、「重心が重くなって、家具が倒れにくくなります。家具固定が難しい賃貸でもすぐできます。備蓄と家具転倒対策が一緒にできるのでおすすめです!」と説明し、「この対策で何度か大地震に遭いましたが、食器が割れたことはありません」とつづった。
■強い揺れでも被害なし
また、2022年3月に福島県と宮城県で震度6強の揺れを観測した福島県沖地震の発生直後のアベ氏の自宅のキッチンの写真も投稿。
大地震で🍊ミカン一つしか落ちなかった防災士のキッチンを見てーーー!そしてみんなマネしてーーー! https://t.co/E46EmiaNE6
— アベナオミ⭐️防災士イラストレーター🌳杜の都仙台 (@abe_naomi_) April 21, 2026
「調理家電の下には滑り止めマット 食器棚の下は水の備蓄 細かいものはケースにいれて滑り止めマット敷く シャモジは吸盤でくっつくタイプ」とキッチンに施していた防災対策について説明。
その結果、「最大震度は6強、うちは震度5強で、家全体の最大の被害はミカン1個落ちただけです。この当時の家は、田んぼだった場所に建っているので、揺れやすさ度は高くて体感では6弱くらいあったと思います」と、かなりの揺れを感じたにもかかわらず、被害がほとんどなかったことを明かしている。
■賃貸物件の対策に
家のなかの地震対策として、家具を金具やネジなどで壁に固定することが挙げられるが、賃貸物件の場合、壁に穴が開けられないこともある。
SNSでも「賃貸物件だと、好きなように固定できない」「壁に固定することができません」「大型家具の固定に関して、賃貸契約の原状回復義務を緩和、解除してほしい」といった声がみられる。
しかし、重いペットボトルを食器棚の下に入れる方法であれば、揺れの対策になり、収納もできる。すぐにできる対策として、取り入れてみるとよさそうだ。
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■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




