掛布雅之氏、CSで欠場した阪神・佐藤輝明と森下翔太に苦言 「仮に僕らの時代だったら…」
CS敗退で肩を落とす阪神タイガースOB会長の掛布雅之氏。敗退の原因はなんだったのか?

元阪神タイガースの掛布雅之氏が19日、自身のYouTubeチャンネル『掛布雅之の憧球』に出演。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで欠場した佐藤輝明と森下翔太について語った。
■ CS敗退に肩を落とす
CSファイナルステージで4連敗し、まさかの敗退となった阪神。掛布氏は「1勝アドバンテージがありながら、1回も勝てなかった。昨年のポストシーズンから7連敗」と肩を落とす。
敗因については「1番打者の出来」を挙げ、横浜DeNAベイスターズの度会隆輝が活躍したのに対し、阪神の近本光司が4試合でノーヒットに終わったことを指摘した。
■1番打者が勝負を分けた?
掛布氏はさらに藤川球児監督が佐藤輝明と森下翔太が欠場した16日の試合で、新人の立石正広を1番に起用し、近本を3番にしたことにも「リズムを変えるべきではなかった」と持論展開。
続けて、欠場した佐藤と森下が翌日の試合で復帰したことにも「今の時代は我々の時代と違うので、『掛布は古すぎるわ』と言われる方もいるかもしれないけども。佐藤にしても森下にしても、1試合、2試合を休むだけでね、出られるという身体の状態。これはどういう状態だったんだろう」と首をひねった。
■僕らの時代なら…
さらに掛布氏は「チーム内でしかわからないことなので、外野がどうのこうの言うなっていう方も大勢いると思うけども」と前置きしたうえで、「仮に僕らの時代だったら、バースにしても岡田(彰布)にしても私にしてもね、出てたと思うんだよね」と欠場という判断を疑問詞する。
一方で藤川監督については「佐藤も森下も次のステージという目標があったのかもしれない。選手のコンディショニングをめちゃくちゃ大切にする監督だから。そういうのをしてあえて出させないっていう決断ってのは監督としてすごいですよ」とコメント。
また、佐々木朗希が大船渡高校の3年時に、岩手大会の決勝戦で監督による「酷使」の判断で投げさせなかった出来事を引き合いに出し、「それぐらい、藤川監督が選手を守ったのかなという見方もできる。ただ、結果的には4連敗ですよ」と持論を展開していた。
■16日の試合でスタメン落ち
佐藤と森下はファイナルステージでそれぞれ試合中に負傷し、16日の第3戦は両者欠場。新人の立石が1番、3番近本、4番大山というオーダーで挑んだが、0対4、2安打で完敗した。
2人はシーズン143試合フル出場しており、疲労の蓄積や痛みを抱えながらプレーしていた様子。それだけに負傷退場も致し方なく、17日の試合から復帰したことも「無理をして出た」と見るのが、自然だろう。
掛布氏の現役時代は「どんなことがあっても日本シリーズに主力は出る」というのが当たり前だっただけに、「無理できるなら16日も出るべきだ」と感じてしまうのも、仕方ない。




