巨人OB、逆転Vを逃した橋上秀樹監督代行の”終盤の選手起用”に疑問符 「1軍半の選手ばっかりに…」
シーズン終盤のデッドヒートに敗れ、阪神に優勝をさらわれた巨人。OBの2人は橋上監督代行の采配に言いたいことがあるようで…。

元読売ジャイアンツの岡崎郁氏と駒田徳広氏が3日、YouTubeチャンネル『アスリートアカデミア』に出演。古巣である巨人・橋上秀樹監督代行の「終盤の戦い方」に苦言を呈した。
■橋上監督代行の采配に疑問
岡崎氏は、シーズン終盤の巨人の戦い方について「阪神のほうがメンツが上」と語ったうえで、「最後の20試合、30試合になったら、坂本(勇人)、丸(佳浩)、松本剛、この3人を前面に押し出してガーっていくんだろうと思ったんだけど、意外とそうでもなかった。あれは何だったんだろうね」と顔を曇らせる。
話を聞いた駒田氏は、横浜DeNAベイスターズが外国人選手や山本祐大をトレードに出したにもかかわらず、シーズン中にチームを作り直してAクラスに入ったことを称賛。
そのうえで「ジャイアンツの選手がたくさんいて、いすぎてしまうのはちょっと言い方悪いけども、いつまで経っても『あれも使ってあげなきゃ、これも使ってあげなきゃ』ということで、最高の尖ってる、集中できる、いちばん良い状態を作るのが難しいのかなという感じがしている。『ベストチームはこれ、これでやられたらごめんなさい』という状態を作れていない」と指摘した。
■選手にも苦言
さらに岡崎氏は、ヤンキースでのコーチ留学をした際、アレックス・ロドリゲスやジェイソン・ジアンビなど主力選手が春季キャンプは太った身体をしていたものの、「9月には本当に研ぎ澄まされた、シュッとなっちゃってね、痩せこけたような、目だけギラギラしている身体に、みんな変わっていた」と振り返る。
また、「最後のゴールの最後の最後の最後の詰まりっていうときって、みんなそうやって研ぎ澄まされて、アスリートとしてトップのとこにいるはずなのに、その感じがいまいちしない。キャンプと同じ体型をしてるんじゃねえのみたいな感じがするんだよ。なんか見ていて、それがちょっと歯がゆい」と持論を展開した。
■1軍半の選手ばかりになっている
駒田氏も、阪神タイガースのクリーンナップが固定され、試合に出続けていることを挙げ、「疲れたらはい代わり、疲れたらはいはいってやってるのをずっと繰り返してて、本当の意味での本当の強いレギュラーというか、中心は9人だよっていう、そういうところに行き着けるのかなっていう」とコメント。
続けて「編成上、使う選手がこう日替わりで変わる。厳しいけど何回選手をバッ入れ替えたとしても、1軍半の選手ばっかりになっちゃってな気がする」と語っていた。
■逆転優勝するチャンスはあったが…
巨人は9月、負けが込んでいた阪神タイガースとゲーム差なしの2位となり、逆転優勝が見えかけていた。実際、「阪神が負けて巨人が勝てば首位」というチャンスがあったものの、すべて敗れてしまい、V逸の大きな要因となってしまった。
阿部慎之助前監督の退任後、貯金を着実に増やし、手腕が高く評価されている橋上監督代行だが、勝負どころの選手起用については不満の声もある。そのような采配をせざるを得なかったという背景もありそうだが、岡崎氏と駒田氏の苦言も一理あるものだった。




