太田光、美輪明宏さんの“愛”の哲学に思い 「無償の愛に近いものだったのかな」

太田光が、俳優・中島歩との対談を振り返り、美輪明宏さんの演出家としての凄みに言及。舞台『黒蜥蜴』で受けた言葉や、その「愛」の哲学について思いを巡らせた。

2026/07/16 08:00

爆笑問題 太田光
Photo:sirabee編集部

14日放送のラジオ『JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)に、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が出演。俳優の中島歩と対談した際に聞いた、美輪明宏さんとのエピソードを語った。


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■中島歩が語った「本物感」

太田は、中島が最初に出演した舞台が『黒蜥蜴』だったと紹介。演出を手がけた美輪さんに抜擢されたと聞き、「美輪さんどうだった?」と尋ねたところ、中島は「やっぱり本物感がすごいですね」と語ったという。

さらに、印象に残っている言葉について聞くと、中島は「ゴーイング・マイ・ウェイ」と返答。太田は「ありふれた言葉だけど、美輪さんがおっしゃると説得力があるんですよね」と中島が受け止めていたことを明かした。

初対面の際には、「あんた何にもないのね」と言われたこともあったという。中島が「僕、コンプレックスがないんですよ」と返すと、「コンプレックスがないことが、あなたのコンプレックスなのよ」と諭されたそうで、太田はその一言に演出家としての鋭さを感じている様子だった。

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■三島由紀夫とのバラ

太田は、美輪さんと三島由紀夫の関係にも言及した。三島が割腹自殺する1週間ほど前、『黒蜥蜴』で共演していた楽屋に100本のバラの花束を持ってきたというエピソードを紹介した。

その時、三島は「君はね、本当に最後まで素晴らしかった」と伝えたという。太田は、美輪さんが胸騒ぎを覚えたことにも触れつつ、三島が「君がいつも綺麗だねっていう白々しい嘘をずっとついてるわけにもいかねえだろ」と冗談めかして語ったことを回想。「その1週間後に、三島さんは『桜』として散ったんだよ」と、独自の表現でその最期を振り返った。

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■「愛があれば」

さらに太田は、美輪さんが語ってきた「愛」についても思いを巡らせた。かつて「愛があれば、戦争なんて起きません」と話していたことを挙げ、その言葉に込められた意味を考察した。

太田は「美輪さんの『愛』っていうのは、我々が日常で感じる、愛と憎しみは裏表だっていうレベルの愛じゃない」と語り、もっと高い次元のものだったのではないかと推測。「イエスが持つような『無償の愛』に近いものだったのかな」と、その存在と言葉が持つ重みをかみしめるように語っていた。


■執筆者プロフィール

びやじま。フリーライター/エディター。月100時間、30番組を聴く深夜ラジオのヘビーリスナーで、2016年からSirabeeに参画。現在はラジオを中心にした芸能エンタメを中心に月40本程度を執筆中。

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(文/Sirabee 編集部・びやじま

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