伊集院光、ショート動画世代の「ドパガキ」に驚き 「おじさんはもうそのスピードについていけない」
タレントの伊集院光が、短時間で刺激を得続ける子供を指す「ドパガキ」に持論。自身の少年時代と現代の違いを語った。
■初めて知った「ドパガキ」
伊集院は「最近知って、みんなはどうも知ってたみたいで。特に若手はもうみんな知ってたみたいなんだけど、『ドパガキ』っていう言葉を初めて知ったので。そんな言葉が今あるんだと思って」と、若手芸人を通じて知った言葉を紹介。
その意味について、「ショート動画とかを、それこそ物心ついてからずっと見ている世代だから。その短期間でどんどんドーパミンが出るような、もう反射的に反応できて、『面白い、楽しい、怖い』がもうやってきた世代の子供たちが、よくも悪くも、ある意味そのドーパミンとスピード感の中毒だったりとか、それを求め続けるみたいな話」と説明した。
■自分たちも同じだった
一方で伊集院は、「俺らも若い頃の口癖は『面白いことねえかな』って言ってたし、当時のスピードのドーパミン中毒の俺らは、それで我慢できなくて芸能界入ってきたりとか、延々と親がやめろっつってもテレビを見続けたりしてた」と、自身の世代にも同じような傾向があったと振り返る。
さらに「週刊少年チャンピオンが金曜発売なのに、水曜にフライングで売ってる店を探して、自転車で40分ぐらいの旅に出てたからね。そんなのをずっと繰り返してる、当時その言葉はなかったけど『ドパガキ』なわけじゃん」と告白。当時も刺激を早く得ようとしていたものの、目的の漫画を読むまでには一定の手間と時間が必要だったと語った。
■失われた「工程」
伊集院は、現代との違いについて「でも、さらにそのスピード感は増してるわけでしょ? チャンピオンを1枚1枚めくって、何週間にもわたった試合が終わって、明訓高校が勝って良かったっていう、その『工程』を踏んだドーパミンの出方ではないから」と分析する。
現在は「多分もう切り抜きみたいので、トントントンって刺激を得る世代になってくるじゃん」と、短時間で次々と刺激を受ける消費スタイルになっていると指摘。最後は「おじさんはもうそのスピードにはついていけないわけ。そのスピードに、うぇってなっちゃう」と率直に語っていた。
■執筆者プロフィール
びやじま。フリーライター/エディター。月100時間、30番組を聴く深夜ラジオのヘビーリスナーで、2016年からSirabeeに参画。現在はラジオを中心にした芸能エンタメを中心に月40本程度を執筆中。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)





