東京駅の暗殺現場、地面に残された「2つの目印」が話題 「知らずに歩いてた…」と驚きの声
東京駅の床に残された目印は、2人の首相が暗殺を受けた現場。その正体に「知らなかった…」と、驚きの声が相次いでいた。
「暗殺」は決して、映画や小説などフィクション世界だけの存在ではない。我々が生きる現代の日本にも、過去の暗殺の痕跡が残っているのだ。
以前X上では、東京駅構内の暗殺現場に残された「2つの目印」が話題となっていた。
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■東京駅の地面に2つの印が…
今回注目したいのは、Xユーザー・幣束さんが投稿したポスト。駅構内で撮影した写真が添えられており、床には小さな円で囲まれた六角形のマーク、そして1枚だけ様相が異なるパネルが確認できた。

こちらの詳細について、幣束さんは「東京駅は、総理大臣が襲撃され落命した暗殺現場が2箇所あるので、首相暗殺ポイント2箇所を見てきました」と、説明。
東京駅は総理大臣が襲撃され落命した暗殺現場が2箇所あるので首相暗殺ポイント2箇所を見てきました。
1.2枚目…原敬首相暗殺現場(1921年、刺殺)
丸の内南口改札横の切符売り場近く。
3.4枚目…濱口雄幸首相暗殺現場(1930、銃撃、一命を取り留めるが翌年死去)… pic.twitter.com/E99n4Una3v— 幣束 (@goshuinchou) February 19, 2026
それぞれ、1921(大正10)年の原敬首相、1930(昭和5)年の濱口雄幸首相の暗殺現場であると続け、「両方ともそこが凶行の現場であることは全く分からないが、印がされていて歴史的な場所であることを示しています。心の中で合掌してきました」と、現場の様子を説明していた。
■「通っているのに気付かなかった…」

当該の目印は比較的有名なスポットではあるが、今回の幣束さんのポストを受けて「初めて知った」という人も少なくない。東京から離れたエリアに住んでいる人ならば、尚更だろう。

実際、Xユーザーからは「この印にそんな意味があったんですね。知らなかった」「いつも混んでるから気づかなかった」「ほぼ毎日通ってるのに、知らなかった…」など、驚きの声が多数寄せられていた。
そこで今回は話題の目印の詳細をめぐり、一般社団法人「東京ステーションシティ運営協議会」に話を聞いてみることに。
■首相が列車に乗ろうとしたら…

それぞれのマークの場所について、担当者は「原首相のマークは丸の内南改札外券売機横、浜口首相のマークはJR東日本新幹線北のりかえ口階段付近にございます」と、説明する。

「原首相遭難現場」は1921年11月4日、「平民宰相」で名高い原首相が列車で京都に向かう際、暴漢に短刀で襲われた現場。

「浜(濱)口首相遭難現場」では1930年11月14日、岡山で行われる陸軍特別大演習参観のため、特急・燕に向かってホームを歩いているところを狙撃されたという。

なお、首相暗殺現場のポイント設置時期は旧国鉄時代にまで遡るため、「いつ頃設置したものか」という詳細については明らかにならなかった。
東京駅のような歴史の長い建築物を散策する際は、我々とは異なる視点から歴史を見守ってきた「足元」にも注目してみてほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




