山口一郎、音楽業界の“奇跡”に感動 MAJ舞台裏では「俺はダンゴムシだった」
「藤子不二雄とジブリが一緒になったようなもの」。山口一郎がそう表現した新アワードへの思いとは。

16日深夜放送のラジオ『サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)に、ロックバンド・サカナクションの山口一郎がメインパーソナリティとして出演。最多8冠を獲得した国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN(MAJ)」を振り返った。
■5団体結集に驚き
番組では、MAJの基本設計チームに所属する“おみ”氏をゲストに迎え、授賞式の舞台裏を振り返った。
山口は、日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会の5団体が協力してアワードを立ち上げたことについて、「もう奇跡のようですね。何が起きたんだろうっていうぐらいびっくりする出来事」と語る。
さらに、「5団体が一緒になったって何で例えればいいかわかんないけど、藤子不二雄とジブリが一緒になったみたいなもんよ」と独特の表現で驚きを説明。「それぐらいすごいことが起きてるのよ」と、業界の大きな変化を実感している様子だった。
■「心はダンゴムシ」
一方で、授賞式当日の心境については意外な本音も。
「かっこよすぎる人がいっぱいいるのが、俺本当になんか気持ち的に、すごい塞ぎがちになるよね」と打ち明けた山口。
「中島健人君と並んだ時の俺って、なんかもうダンゴムシじゃん。もう丸まって……心はもうダンゴムシ。向こうはもうキリギリスみたいな感じよ」と回想。
さらに「初めて会ってるから距離感も掴めないし、俺がこういうキャラクターなのも知らないじゃん」と苦笑い。「でも、いつかちゃんと会って話してみたい人がいっぱいいた」と振り返った。
■スタッフ受賞に感激
そんな山口が今回の受賞で特に喜びを感じたのが、「最優秀ライブスタッフ賞」だった。
「本当に嬉しかった」と語り、PAスタッフのサニー氏が授賞式のためにタキシードをレンタルしていたことも紹介。「もし取らなかったらどうしようって、ダメだった時のことめちゃめちゃ考えちゃってました」と明かす。
受賞時にはスタッフと抱き合って喜びを分かち合ったそうで、おみ氏も「受賞した時に一郎さんがハグしてる姿とか、僕も泣けてきましたよ」と振り返った。
山口は「こういう賞があると、評価される場所があったら、なんとかお金をかけていい音にしよう、いい演出にしようって動くじゃないですか。それは最終的にリスナーに還元される」と説明。さらに「若い才能がPAや照明さんになりたいなと真似してくれるようになるといい」と語り、アーティストだけでなく裏方にも光が当たる音楽業界の未来に期待を寄せていた。
■執筆者プロフィール
びやじま。フリーライター/エディター。月100時間、30番組を聴く深夜ラジオのヘビーリスナーで、2016年からSirabeeに参画。現在はラジオを中心にした芸能エンタメを中心に月40本程度を執筆中。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)




