江本孟紀氏、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督が“すぐ代わる”理由を分析 「楽天の監督はみんな…」
江本孟紀氏が監督人事のあり方や、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督交代劇について持論を展開した。

元南海ホークスの江本孟紀氏が12日、YouTubeチャンネル『エモやんの、人生ふら~りツマミグイ』に出演。東北楽天ゴールデンイーグルスの監督人事に苦言を呈した。
■「最近の監督」に独自見解
江本氏が「監督の選び方」について語った今回の動画。メジャーリーグとの違いや東北楽天ゴールデンイーグルス・塩川達也監督代行となった経緯などについて、持論を展開していく。
そのなかで同氏は「最近の監督は内向き。自分のチームの中のことしか目が向いていない。これが最悪な、一番ダメなところ。チームの中のことなんかいいんですよ。監督が見なくてもコーチやらトレーナーやら、いっぱいいますから」とコメントした。
■「発信力」を重視
さらに「何をするのが監督の仕事かといったら『外向き』なんですよ。対外的に。例えばマスコミ、ファン、我々の解説者、マスコミの中にいるOB。そういった人たちに対しての説得力やパワー、発言力、コメント力、メッセージ力とか、そういったものを駆使しながらチームの中で先頭に立っていないといけないんです」と力説する。
その後も「発信力」のある監督が重要と繰り返し、「世間に対して外向きな仕事をするというのが、一番大きな仕事なんですよ。それができない、その能力のない人が今、監督をやってるんです。その能力を全く無視して、内輪のチームのなかで監督を選ぶから、次から次に監督を代えるようになってしまうんです」と語った。
■楽天の監督は「内向き」
楽天の塩川監督代行については「あまり知らない」としたうえで、「監督がボロボロ代わる最大の原因は、監督という職業に対して組織を内向きにしていること」と指摘。
原辰徳氏、落合博満氏、中畑清氏は「自信を持っていたし、世間に対するアピールが強い」と評価し、「大物ではなくてもいい」と前置きしたうえで、「楽天の監督はみんな内向きなんです。この辺も苦しくなる要因」と楽天の監督人事に苦言を呈す。
また、「かつてナベツネさんが、(監督人事について)自分たちの会社の人事異動だって言っちゃった。あんなことをやっているとこうなる。監督がシーズン途中で代わるのはいいと思います。だけど、それなりに監督にした以上は、アピールができるような監督としての資格を持った人を選ぶということが、やっぱり大事」と持論を展開した。
■チームを把握している人物だが…
塩川監督代行は兵庫県出身。宮城にキャンパスのある東北福祉大に進み、楽天イーグルス創設初年度の2004年にドラフトで5位入団。背番号1を与えられた。2018年から楽天でコーチとして指導を続けており、チーム状況や選手の力量はしっかりと把握しているとみられる。
一昔前は「スター」「知名度重視」の色が濃かったが、昨今は「地味でも実務に優れた人物」を監督にするチームも。また、MLBではサンフランシスコ・ジャイアンツがプロ経験がなく、テネシー大学の指揮を執っていたトニー・ビデロ氏が監督に就任するなど、人材の多角化が進んでいる。
江本氏は「実務」よりも対外的な発信力や指導力に自信を持っている人物が監督になるべきだと感じているようだ。チームの人気を考えると、それも一理あるものといえる。




