中村玉緒さんが死去、インスタ最後の投稿は「最愛の夫」との2ショット ネット上で追悼広がる
中村玉緒さんの訃報を受け、SNSでは追悼の声が広がっている。インスタグラムの最後の投稿では、最愛の夫との2ショットとともに感謝の思いをつづっていた。

バラエティ番組でも活躍していた女優の中村玉緒さんが9日に肺炎のため死去したことを、所属する長良プロダクションが発表したことが一斉に報じられた。86歳だった。
SNSでは、玉緒さんのインスタグラムへの最後の投稿が、1997年に死去した夫で俳優の故・勝新太郎さんとの2ショットだったこともあり、最愛の夫なくしては語れないその“生きざま”に追悼の声が寄せられている。
【最後の投稿】最後のインスタは「最愛の夫」と
■勝さんが巨額の借金で危機
玉緒さんは歌舞伎俳優の2代目中村鴈治郎の娘で、兄は人間国宝の4代目坂田藤十郎という家に生まれる。1953年(昭和28年)に映画初出演を果たし、翌54年に大映に入社。70年代にはテレビドラマの脇役として活躍した。
プライベートでは、62年に勝さんと結婚。豪快な勝さんの性格もあり、たびたび離婚騒動が取りざたされたが、婚姻関係を続けた。80年代には勝さんが設立した勝プロダクションが巨額の負債で倒産。玉緒さんが社長に就任することで危機を切り抜けた。
■さんまとの共演で人気
90年代からは、明石家さんまとの共演を機に、ユニークな“天然ボケ”のキャラクターでバラエティ番組でも人気を博した。
2021年にはYouTubeチャンネル『中村玉緒の今日のことは今日で忘れる』を開設。買い物や散歩の様子の動画を投稿していたが、2023年2月、仕事先で誤って転倒し、背骨を圧迫骨折。その後は芸能活動から遠ざかり、療養生活を送っていた。
■最後は笑顔の2ショット
玉緒さんは2021年1月に公式インスタグラムを開設。ファンへのメッセージや仕事の告知、日々の様子のほか、勝さんとの写真をたびたび投稿。勝さんの誕生日には「色々ありましたけど、時代が変わっても、変わらず愛され続けている勝新太郎という役者の妻であることが誇りですね」とも記していた。
最後の投稿となったのは2022年7月4日で、勝さんと笑顔で並ぶ2ショット写真をポスト。インスタグラムを担当しているスタッフが新しい道へ進むことから、更新を休止することを説明し、「ようけ皆さんに応援してもろて、いつも見てますよて声掛けてもらったりね、ほんとに嬉しいもんです。ありがとうございます」と感謝。「気を付けて、元気に待ってておくれやす」と記していた。
■「会えたかな?」「昭和が遠ざかる」
訃報を受け、SNS上やインスタグラムのコメント欄には芸能人やファンから追悼や偲ぶ声が続々と寄せられ、悲しみが広がる。
その中には勝さんに言及する声もあり、「天国で勝新太郎さんと会えたかな? お二人で笑いあえていますように」「勝さんと仲睦まじくね」と悼む声が寄せられた。
また、「寂しいね。昭和が遠ざかります…」「とてもいいキャラの人でしたよね…」「さんまのSUPERからくりテレビの『玉緒が行く』は毎回笑いころげて見てたっけなぁ…」「もう一度さんまさんとの掛け合い見たかったな」といったコメントがみられた。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




