『名探偵コナン』原作・青山剛昌氏が“好きな蘭の言葉” 山崎和佳奈さんの訃報に悲しみ広がる
『名探偵コナン』でヒロイン毛利蘭の声を演じた山崎和佳奈さんの訃報に、ファンから悲しみの声が相次いだ。原作者の青山剛昌氏は過去のインタビューで蘭と新一への思いを語ったことも…。

アニメ『名探偵コナン』で、きょう15日、長くヒロインの毛利蘭の声を演じていた声優の山崎和佳奈さんが4月18日に死去していたことを所属事務所の青二プロダクションが公表した。61歳だった。
2023年には、原作者の漫画家・青山剛昌氏がYouTubeチャンネル『日テレNEWSカルチャー』で公開されたインタビューで、劇中で好きなセリフとして蘭の言葉を挙げるなど、蘭への思い入れの強さをうかがわせる一幕があった。
【今回の動画】思い入れのある蘭のセリフ
■青山氏も追悼
『名探偵コナン』は青山剛氏が1994年より連載。1996年よりアニメシリーズがスタート。山崎さんは当初より蘭の声を演じていた。山崎さんは今年2月、病気療養のため活動を休止することを公表。代役を声優の岡村明美が務めていた。
山崎さんの訃報を受け、アニメの公式サイトでは「『名探偵コナン』製作スタッフ一同、山崎和佳奈さんが作品に捧げてくださいました多大なるご尽力と、長年にわたるご貢献に深く感謝申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます」と追悼。なお、今後の蘭役については、引き続き岡村が演じることも報告した。
青山氏もコメントを寄せ、「当たり前のようにそばにあった、あの耳に心地良い安心できる優しい声がもう聞けなくなるなんて…とても悲しいです」と悼んだ。
■セリフは「オリジナル」
蘭というキャラクターについては、青山氏にとっても思い入れが強い様子。
30周年を迎える直前の2023年のインタビューで、青山氏が作中の好きなセリフとして、父の仇を取るために犯行に及んだ人物に対し、蘭が言った「勇気って言葉は身を奮い立たせる正義の言葉…人を殺す理由なんかに使っちゃダメですよ…」とのセリフを挙げた。
このセリフについて、青山氏は「オリジナルですよ、完全に。(思いついて)ニヤニヤしちゃいましたね。『これはいける』と思って」と振り返った。
■「新一と蘭」を応援
また、作品を描き始めた当初から「ラブコメ要素」を大切にしようと考えていたことも明かし、「とくに応援しているカップル」については「新一くんと蘭ちゃんはみんなに見てほしい」とも話していた。
青山氏の話に、ファンからは「なんだかんだやっぱ蘭が一番好きだなぁ。見返すたびにこんな良い子いないよなぁってなる」「蘭ちゃんの『勇気って言葉は』のシーンめっちゃ好き」「蘭ちゃん新一くん大好きです!」「蘭ちゃんとコナン(新一)くんがはやく幸せになれますように…」といったコメントも見受けられた。
■「悲しい」「泣いてる」ファンも追悼
山崎さんの突然の訃報に、Xではファンから「また蘭ちゃんのお声聞きたかった…」「蘭ちゃんの声が大好きだったから、ほんとに悲しい」「仕事中ずっと泣いてる」などと悲しみが広がっている。
2027年の劇場版作品は、新一と蘭をメインにしたストーリーとも予想されていたことから、「来年は蘭ちゃんと新一が主役なのに」「蘭ちゃん! 来年主役やのに!」「元気になった山崎さんが蘭ちゃんを演ってくれると当たり前のように思ってた…」「来年も当然のように山崎さんの声で観れると思ってたからもう…涙が止まらなくて」とショックを受ける人も見受けられた。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




