高木豊氏、“驚異の防御率0.21”阪神・高橋遥人の攻略法 「そしたらなんとかなるかも…」
今季4勝全てが完封勝利で、防御率0.21と無双状態の阪神・高橋遥人。高木豊氏は「この状態がずっと続くとは思えない」と語り…。
2026/05/08 13:30

元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が7日、公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。今季絶好調の阪神タイガース・高橋遥人投手について語った。
■防御率は驚異の0.21
高橋は6日の中日ドラゴンズ戦で3試合連続の完封勝利を記録。今季4勝全てが完封勝利で、防御率は両リーグトップの0.21に。
高木氏は「全部の球で勝負にいけるし、全部の球をコントロールできる」「俺が打席に立って、何を狙おうかなといったら、基本的に外の真っすぐしかないなと思う。でも、タイミングが合わなければ手も足も出ない。どうやって打つのか考えると、見当がつかない」と高く評価する。
高橋を攻略するには「結局、ゼロで抑えるしかない。絶対条件は自軍のピッチャー陣が抑えないといけない」とズバリと述べた。
■「そしたらなんとかなるかも…」
ここまで与四球わずか3と制球力抜群。四球狙いは厳しいが、「ただ、この状態がずっと続くとは思えない。何とか球数を投げさせてとか、そういう工夫が実る試合もあるだろうな」と話す。
高木氏がコーチだった場合、打者にどのような指示を出すのか。「まずストレートを打たないと話にならない。右バッターだったら、引っ張りにいかせるかも。真っすぐを引っ張りにいっといて、スライダーだったらファウルにしてもいいから引っかけろって言うかも分からない」。
さらに「低めに来るから、バットを落としてみろと。振るという感覚じゃなくて、来たボールに対してポンとバットを落としてみろと。そしたらなんとかなるかも。ショートの頭をギリギリ越えたり、スライダーだったらセンターに引っかかってくるとか」と提言した。
■敵チームの作戦に注目
高木氏の「振るのではなく、ポンとバットを落としてみる」という攻略法が非常に興味深い。力んでスイングするよりも、あえて物理的なミートの確率を上げるための逆転の発想が必要だということだろう。これだけ完璧な投手に対して、教科書通りの攻略は通用しないということがよく分かる。
この「高木プラン」を実際にどこかの球団が実行に移すのか、今後の対戦カードでの監督・コーチの指示に注目したいところ。球数を投げさせて根負けを待つという持久戦も含め、打撃陣の知略が試されるステージに来ていると感じた。




