掛布雅之氏、骨折の阪神・近本光司の復帰時期に警告 自身の“20日で復帰”を回想し「中途半端に出ていくと…」
左手の骨折で引退を余儀なくされた掛布雅之氏。同じ箇所を骨折して離脱中の近本光司にアドバイスを…。

元阪神タイガース・掛布雅之氏が7日、YouTubeチャンネル『掛布雅之の憧球』を更新。骨折で離脱中の阪神・近本光司に自身の経験を交えてアドバイスを送った。
■近本の骨折に掛布氏が持論
4月26日の広島東洋カープ戦でデッドボールを受け、左手首を骨折した近本。掛布氏は「見た瞬間に骨折したと思った」と感想を語る。
また、自身も同じようにぶつけられて骨折したことを明かすと、「僕は20日間ぐらいで、ギプスも全部外して、練習を始めて、もうゲームに出たの。20日で出たのよ、20日間休んで。ちょっと当時はそんな余裕もなかったので」と振り返った。
■完治してから試合に出て
近本については「今の野球界の契約だとか、年齢的なものも考えてね、中途半端な状態で近本が出てくることだけは、僕は避けてほしいんですよ。当然完璧に治りますよ、骨折ですから。それからでも絶対遅くないと思う」と持論を展開。
「阪神の今のチーム力があれば、苦しいかもしれないけど、絶対優勝争いをする位置にはいると思うんだよ。だから1つはもう、オールスター明けでもいいと思う。手首の骨折が中途半端に出ていくと、いろいろ僕も左の手首っていうのは出てきたことがあるんでね」と完治するまで静養するよう要望する。
さらに「それだけは近本にお願いします。ゆっくり休んで、完璧に治してゲームに出てきてください」とメッセージを送った。
■骨折で成績を大幅に落とす
掛布氏は1986年4月20日の中日ドラゴンズ戦で左手にデッドボールを受け、左手を骨折。約1カ月後に復帰したが、その後も怪我が続き、成績を大幅に落とした。
81~85年までタイガースの主砲として活躍し、ホームラン王や打点王を獲得した掛布氏だが、デッドボール以降は調子が上がらず、88年に33歳という若さで引退している。仮にこの骨折がなければ、もっと多くのホームランを放っていたはずだ。
近本は現在31歳。新人時代から常に好成績を残し、試合に出続けてきただけに焦りを感じているものと思われる。掛布氏のように野球人生に重大な影響を及ぼさない意味でも、完治してから試合に復帰してもらいたい。




