“部活バス事故”で元刑事が疑問の声… 関係各所の異様さに「ブレーキが全部抜け落ちてる」
6日に磐越道で発生したマイクロバスの事故で、元警視庁捜査一課刑事の佐藤誠氏が、関係各所の「異様さ」を指摘。ユーザーからもさまざまな声が寄せられている。
警視庁捜査一課の元刑事、佐藤誠氏が7日、公式Xを更新。6日に磐越自動車道で発生した、高校生20人を乗せたマイクロバスの事故について、関係各所の“異様さ”を指摘した。
【今回の投稿】関係各所の「異様さ」指摘
■「ブレーキが全部…」

佐藤氏は「今回の悲惨なバス事故、普通、生徒20人を遠征させる時って、誰かが『それ大丈夫なの?』と言うだろ?」と疑問を呈する。
続けて「今回は、そのブレーキが全部抜け落ちてるんだよ。学校は安くしたい、営業担当は何とか回したい、レンタカー業者は貸せればいい、運転手は頼まれたから行く、顧問は前を走ってりゃいい、全員共犯だな」と指摘。
「異様なの安く済ませるために、アホなことを全員でしてるってことだよ。どう責任取るんだ?(原文ママ)」と記している。
■1人が死亡、26人が搬送
事故は6日午前7時40分ごろ、福島県郡山市の磐越自動車道上り線で発生。新潟市の北越高校男子ソフトテニス部の部員ら21人が乗ったバスが、練習試合のために福島県富岡町へ向かう途中、トンネルを抜けて緩やかなカーブに差し掛かったところで、ガードレールの手前にあったクッションドラムに衝突。さらにバスは止まらず、ガードレールをめくるような形で進み、そこに後続の車が衝突した。
この事故で、17歳の男子部員が中央分離帯を越えて反対車線に投げ出されて死亡。2人の部員が大ケガをしたほか、追突した車に乗っていた2歳から9歳までの子供4人を含む26人が搬送された。なお、顧問は別の車でバスの前を走っていた。
■高校側から「予算を安く抑えたい」
バスの手配に関わった新潟県の蒲原鉄道によると、通常は貸切バスを運行しているが、高校側から「予算を安く抑えたい」との要望があった。
そこで同社がレンタカーで対応し、営業担当者が運転手を手配することに。この運転手と営業担当者は面識がなく、知人を介して依頼。事故歴などは把握していなかった。また、バスのレンタルの際には、運転手本人のものではなく、営業担当者の免許証を提示していたという。
同社には7日、国土交通省北陸信越運輸局の職員による立ち入り調査が行われている。
■「安い方法を選んだ結果」の声も
佐藤氏の指摘に、ユーザーからは「借主と運転手が違うと保険おりない可能性も」「安さを選んでの事故は何度目でしょう」「手配したのはバス会社だから、全部バス会社の責任ですよね。営業だけでなく社長も共犯ですよ。ことの経緯を認知してますもん」との声が。
また「『部費の値上には反対』という親御さん達もじゃないですか」「全ては“安い方法”を選んだ結果かと…スポーツをやるには、人が動きそこには、お金がかかることをちゃんと知って欲しい。遠征には様々なリスクはあることをもっと知るべき」「学校は部費を高くすると部員が減少するため極力安価に抑えようとする。本来ならば安全第一なのに」「おそらく事故が起きてないだけでこういうことはたくさんあるんだろうな」といった意見も見受けられた。
【車の運転に安全安心をプラス…】
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




