前田智徳氏、元助っ人とのベンチ内乱闘の“真相” 同僚の野村謙二郎氏も「飛び蹴りを…」
元広島東洋カープ・前田智徳氏がルイス・ロペス氏との「ベンチ内乱闘事件」の真相を語った。
■前田・ロペス事件を振り返る
野村氏と前田氏、カープ前監督の佐々岡真司氏が出演し、トークをした今回の動画。話題は2002年の試合中にロペス氏と前田氏が喧嘩をしたという出来事に。
前田氏は、「点差が4、5点あったんですよ。センターは波留敏夫さんだったんですけど、波留さんが行っていたら捕れた感じのある、ハーフライナーっぽい打球だったんです。僕は足が悪かったので、無理しなかったんですよ。そしたらあいつ(ロペス)が出来高があるから、『打点がつくのになんで走らんのや』みたいなことを言ってきた」と振り返った。
■野村氏も加勢
さらに前田氏は「ベンチに帰ってから通訳に『打点が欲しいのは分かるけど、じゃあもうちょっと綺麗に、完璧なやつを打つように言ってくれ』って言ったんですよ。そしたらあいつがいきなり(掴みかかって)きたんで『何や!』と思ったら、野村さんが飛び蹴りをかまして、後ろから援護射撃をしてくれたんです」と語る。
野村氏が「飛び蹴りをした」と振り返ると、前田氏は「ロペスもホームに帰ってこないことがあった」「守備が下手なのに練習を放棄していた」と暴露し、「僕も悪かったけど、『なにお前』というのがあった」と明かした。
■仲直りをした?
その後、前田氏は引退後、横浜ベイスターズの取材に行ったところ、同球団にいたロペス氏と遭遇したことを告白。
野村氏が「仲直りしたの?」と質問すると、「仲直りというか、『元気?』って言ったら『おお、元気』って。普通に通訳の人を入れて会話をした」と語っていた。
■ロペス氏は登録抹消に
事件が起こったのは2002年4月6日の広島対中日戦。前田氏が2塁にいる状態で、ロペス氏が二塁打を放ったが、当時アキレス腱断裂から復帰した前田氏は脚の状態が万全ではないことや、雨でグラウンドがぬかるんでいたことから3塁止まりとなった。
これにロペス氏がベース上で不満をあらわにした後、ベンチで前田氏を突き飛ばすなどして、揉め事に発展。球団はロペス氏に対し謹慎を言い渡し、1軍登録も抹消。シーズン終了後に解雇された。
ファンの間で噂になっていたものの、詳細が語られることが少なかった「前田・ロペス事件」。当事者からの証言は、かなり貴重なものだった。





