タクシー荷物の積み下ろしで降りてこない運転手にモヤッ サービスにまつわる疑問に回答続々「原則…」
タクシーの荷物の積み下ろしは乗客がやるのか、運転手がやるのか…SNSでの疑問にタクシー運転手が回答。他の運転手からも続々と意見が。

外出先や旅行先などで、荷物が多いときにタクシーに乗車する人も多い。Xでは、タクシーの荷物の積み下ろしをめぐる“モヤモヤ”に運転手からの回答が寄せられ、反響を呼んでいる。
■「どっちが普通なんだろう」
発端となったのは、短期・単発バイトのマッチングサービスを展開するネクストレベルホールディングス代表取締役の河原由次氏の投稿。
河原氏は「タクシーって、荷物を後ろに乗せてくれる運転手と『トランク開けてるんでどうぞ』って丸投げの人で分かれるよな」と切り出し、「降りる時に『荷物お願いします』って言ったら『開けてます』って言われた」と、自分で荷物を下ろすよう言われたことを明かす。
続けて「別に自分でやるのはいいけど、最初から『やらない前提』で放棄されてる感じがちょっと違和感」ともつづる。
さらに、運転手にドアを閉めるように言われたことから口論になったことも明かし、「タクシーはどこまでがサービスなのか、お客さんはどこまでやるのが常識なのか、人によって基準バラバラすぎないか? 全部やってくれるのが当たり前なのか、最低限はお客さんがやるべきなのか、正直どっちが普通なんだろう」と問いかけた。
■「業務に含まれておりません」回答
この投稿に対し、現役のタクシー運転手が「何やら皆様勘違いしてますが、原則トランクの荷物積み下ろしは我々の業務に含まれておりません」と回答。
「あくまでも『トランクサービス』は無償で行うドライバーの善意でしかなく、それを当たり前と思われるのは勘違いも甚だしい。我々はサービス業ではなく運輸業です」と指摘した。
さらに、「加えて、荷物の積み下ろしに際して車体を傷つけた場合は損害賠償の請求対象ともなり得ます。我々の車両を『タクシーだから』と雑に扱うクズみたいな奴しかいないので、荷物を客に扱わせたく無い高級車乗りは基本的に自身の責任においての積み下ろしをしているだけです」としている。
■負傷した人も
他の運転手からも「タクシーは『旅客運送業』なのであって、『貨物運送業』ではありません。時々、空港などで大量の荷物を積んでる場面を見ますが、それは貨物、トラックの仕事です」「だいたいそのお客さんのカバン傷つけたり壊したらこっちの責任になるから絶対にやらないよね」「見た目は普通のトランクでも、持ってみないと重さまではわからない。そんなトランクを持ち上げた際に、腰をやられて運転出来なくなったとしたら、客は責任を取ってくれるかな?」との声が。
なかには「重いスーツケースをトランクに乗せてたら、手首捻挫して、今は荷物を持ち上げられなくなりました…」と実際に負傷した人も。
また、「その善意が度を過ぎているドライバーが多過ぎて、そんなもんかと思ってた人は大多数ではないかと思われます」「海外だったら余分にチップ渡さないといけないし、自分で出来ることは自分でやりましょう」「自分で荷下ろしして、ドア締めて、ありがとうでいいんじゃないかな」といった意見も見受けられた。
利用者としては、もちろん積み下ろしを手伝ってもらえるとありがたいが、それはあくまでも善意にすぎず、義務ではない。基本的には自分でやるべきだと考えた方がよさそうだ。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




