自転車追い越しで“パトカーが違反する動画”がSNSで波紋 「まずは自分から守ってくれ」の声
自転車への青切符導入で新たな交通ルールに注目が集まるなか、“パトカーが違反する動画”が拡散されて話題に。「パトカーすらできないことで…」と怒りの声も。

4月からの自転車への「交通反則通告制度(青切符)」の導入で、新たな交通ルールに注目が集まるなか、SNSでは、パトカーが違反行為をしているとみられる動画が投稿され、波紋を呼んでいる。
■黄色いセンターラインを越えて…
発端となったのは、SNSに投稿された、パトカーの後方を走行していた車両の車載カメラで撮影されたとみられる動画。
黄色いセンターラインが引かれた片側1車線の狭い道路で、パトカーが左前方を走行していた自転車を、ラインを越えて右へふくらみながら追い越して走り去っている。パトカーが追い越した地点のすぐ前方には、横断歩道も見受けられた。
■「通行区分違反」の可能性
4月からの青切符制度の導入で、車が進路を変えずに自転車を追い抜く際には、1メートルほどの距離を取るか、十分な距離が取れない場合には時速20~30キロに減速する必要がある。
黄色いセンターラインの道路でも、進路を変えずに自転車を追い抜くことは可能な一方で、ラインを越えて右にふくらむ追い越しは、「通行区分違反」となる。
この動画がいつ頃撮影されたものかは不明だが、パトカーは赤色灯を点灯しておらず、緊急車両ではない様子で、道交法に従わなければならないものとみられる。
■「まずは自分から」「やってんのがパトカーじゃん」
この動画がSNSで拡散され、Xでは「1mルール、まずは自分から守ってくれ〜!」「模範となるはずの警察が法律を守れてないって由々しき自体ですよ」「パトカーすらできないようなことで罰金取るなよ」「パトカーは即座に取り締まれ! …って、やってんのがパトカーじゃん」と怒りの声が。
「現実的に無理なことを法律にしちゃったってこと」「現実的な法設計にしてほしい」との訴えや、「これは警察が悪いとは思わん。この悪法を作った奴が全部悪い」「実際はこれしか解決方法はないと思いますので、警察が自動車側を積極的に取り締まらない運用対応を行うのではないかと思っています」との意見も見受けられた。
青切符をめぐっては、早くも制度と実情がかけ離れていることへの指摘も相次いでいる。もちろん、安全に注意することが重要だが、実情に合わせた見直しについても議論が待たれる。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)




