「子供2人乗せて送迎無理」「どう運べば…」ハンドルに荷物かけたら反則金5000円 絶望する親たち
4月からの自転車に対する青切符制度の導入で、注意したいのが「ハンドルに荷物をかける」行為。何気なくやっている人も多いが、反則金の対象に…。
■診断は「右脛骨高原骨折」正座や走ることも困難に…
Tさん(仮)は友人家族と公園遊びをしようと、電動自転車の後部座席に子供を、前かごには荷物をのせ、ハンドルに簡易テントをかけた状態で自転車を走らせた。
しかし、「足の間に簡易テントが挟まってしまい、ハンドルが取られ車道側に転倒。立てなくなり救急車を呼びました」と救急搬送される事態に。子供は幸いにも軽い怪我で済み、無事だったという。
診断は、「右脛骨高原骨折」で、脛の骨が折れ、膝の骨も粉砕した状態だった。医師からは「治っても正座は無理だろうし、走るのも無理だと思う」と告げられる。
■「仕事復帰は1年半」
Tさんは手術と入院に約1ヶ月かかり、「退院後も通常の生活には戻れず、仕事復帰は1年半かかりました。復帰してからもプレート取るための手術をまたして2年近くかかっています」と治療にかなりの時間を要した。
それでも、現在も自転車は利用しており、「自転車に乗るのも最初は怖かったのですが、ないと生活が不便なので乗っています」とのこと。
ハンドルの荷物は、「事故後も極力かけないようにはしていますが、子供が3人いる事情もあり、仕方なくかごに入りきらない小さな荷物はたまーにかけていました」と、仕方なくハンドルに荷物をかけることも。
ただ4月からのルールや反則金については、「正直高いかなぁとは思いますね…」と話している。
■現実的なガイドラインを
Tさんの事故は、「ハンドルにかけても大丈夫」という安易な気持ちから大きな事故につながったケース。一歩間違えば命にもかかわり、子供も巻き込んでしまっていたかもしれないと思うと、「ハンドルに荷物をかけただけで反則金5,000円」というのも、軽視はできないかもしれない。
ただ、子供の荷物などでカゴに入りきらず生活が不便になる人がいるのもまた事実。SNSでは早くも賛否の声があがっているが、どのように折り合いをつけていくべきか、より現実的なガイドラインの提示や説明が求められそうだ。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。
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(取材・文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)




