政府広報「ストーカーは犯罪です」→翌日にポケセン刺殺事件 「警察に相談したのに…」と疑問の声

ポケモンセンター女性店員が、ストーカー容疑で逮捕されていた男に刺されて死亡。政府広報が「ストーカーは犯罪です」と呼びかけた翌日の事件であった。

2026/03/27 11:30

ポケットモンスター
Photo:Sirabee編集部

26日午後7時半ごろ、東京・池袋のポケモンセンターで21歳の女性店員が男に刃物のようなもので刺され、その後、男が自身の首を刺す事件が発生。2人はいずれも、死亡が確認されている。

男によるストーカー行為が判明し、ネット上では大いに物議を醸している。


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■昨年末に男を逮捕

新聞各社の報道によると、刺殺された「ポケモンセンターメガトウキョー」の女性アルバイト店員と、犯人の男は以前交際関係にあったと判明。

破局後、男は女性に「付きまとい」などのストーカー行為を行い、女性は警察にストーカー被害を相談していた。その後、男は2025年末にストーカー規制法違反容疑で逮捕されている。

男は今年1月末、略式起訴を受けて釈放。警視庁は男に対し、禁止命令を出すなどの対応をとっていた。

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■「ストーカーは犯罪です」政府が呼びかけるが…

事件前日の25日、「政府広報オンライン」のXアカウントは「ストーカーは犯罪です」「ストーカー規制法では、繰り返される『つきまとい』『待ち伏せ』『無言電話』などを規制しています。また、相手に無断で、紛失防止タグを取り付けたり、紛失防止タグを使って位置情報を取得したりする行為も規制対象です」「不安を感じていたり、ストーカー被害を受けたりしたら、ためらわず警察へご相談ください」と綴ったポストを投稿していた。

すると当該のポストに対し、Xユーザーからは「ストーカーが犯行におよぶ前に、何とかならないんですか?」「以前警察に相談しましたが、まともに話も聞いてもらえませんでした」など、疑問の声が続出。

ポケモンセンターの事件では、被害者が警察にストーカー被害を相談しており、警察も様々な対策を講じていた。しかしそれでも、このような痛ましい事件が起こってしまったためネットでは「刑罰とは何のためにあるのか」「警察に相談したのに…」との声も上がる。

ストーカーによる被害を防止するには、抜本的な法の見直しが必要となってくるかもしれない。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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