又吉直樹、パンサー向井の“修行”に感銘 メンタルを鍛えるためにやると決めた“苦手なあること”
又吉さんは、ある場所で実感した「魂を解放」することの大切さ。

小説家でお笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんが20日、自身のYouTubeチャンネルを更新。お笑いトリオ・パンサーの向井慧さんの「メンタル修行」に感銘を受け、長年抱えていた“ある苦手”の克服に挑んでいることを明かしました。
■人前でカラオケ
動画内で又吉さんは、人前で歌を歌うことが恥ずかしくて苦手だったものの「最近、スナックとか行ったら歌うようにしてる」と切り出します。
これまでは、スナックのママにカラオケを勧められても、先輩芸人が「又吉はええねん」と守ってくれていたといい「ダメだよなぁ」「甘やかされてるなぁ」と感じていたそう。
■魂を解放
ある日、仲間たちは帰宅し、又吉さんだけスナックに残ったときのこと。ママが「又吉さん、本当に歌わなくていいんですか?」と聞かれると、無意識に「魂、解放してもいいですか?」と言っていたといい、3曲連続で熱唱。
「魂を解放するのは大事」と気付いたものの、その後も恥ずかしさが勝ってしまっていたそうですが、友人から言われた「1曲だけ、めっちゃ練習したら?」とのアドバイスで、吉幾三さんの『酒よ』を先生に教わり猛練習したといいます。
■向井がひとりボウリングをしているワケ
十八番(おはこ)が出来てもなお、恥ずかしい気持ちが残っているなか、以前、同チャンネルに向井さんが出演した際「メンタルを鍛えるために、ひとりでボウリングに行っている」と話していたことを思い出した又吉さん。
向井さんは、周囲の人に「あれ? パンサーの向井じゃない?」と言われ、その視線に耐えながら投げるそう。「それがめっちゃキツいんですって。それでもメンタルを保って、いい点数を出すというのを修行だと思ってやってるって」「それに刺激を受けて、スナックに行ったら1曲だけでも歌うって決めた」と、向井さんの「あえて自分を追い込む姿勢」に、又吉さんは強く刺激を受けたようです。
■理にかなったメンタル・トレーニング
又吉さんは「もちろん、『あの団体が帰ってからにしよう』とか『上手すぎる人のあとはやめよう』とかはありますけど」とスタッフを笑わせました。
大勢の視線にさらされながらも、自分を保つ。向井さんの「ひとりボウリング」も、又吉さんの「スナックで1曲」もシュールに見えますが、じつは非常に理にかなったメンタル・トレーニング。
心理学の視点で見ると、あえて苦手な環境に身を置く「曝露(ばくろ)療法」的なアプローチは、自己肯定感を高める有効な手段のひとつと言われています。私たちも、日常の小さなしがらみから「魂を解放」する瞬間を、意識的に作ってみてもいいかもしれませんね。
■冬野とまと
千葉で生まれ、千葉で育ったアラフォーの編集&ライター。高校在学中にアメリカへ短期留学したことをキッカケに、卒業後はニューヨークの大学に入るも中退。
10年以上の放送作家の後ウェブの世界へ。多くのインタビュー経験を経てエンタメや社会問題の記事を書く日々。ときに、資格を持っている行動心理カウンセラーとして人の言動を研究することも。




