1年前に失くしたG-SHOCKを排水溝で発見、問題なく動作して驚きの声 カシオに「タフさの秘密」聞いた
誤って排水溝の中に1年間落ちていたG-SHOCKの、問題なく作動している様子が「タフすぎる」と話題に。CASIOは「大変驚くとともに、嬉しく思います」とコメントしている。
「頑丈な腕時計」と言えば、G-SHOCKが代表格。しかし日常生活の中で、そのタフさを実感したケースは、案外少ないのではないだろうか。
さてX上では、1年前に紛失したG-SHOCKが思わぬ場所から見つかり、その状態が話題となっていたのだ。
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■1年前に失くした時計、とんでもない場所で発見
今回注目したいのは、カヤック、SUP体験、フィッシング用品、パドルスポーツ用品を取り扱うショップ・Outdoor Marineの店主が投稿したポスト。

「一年経って帰って来た、まさかの排水路から自宅前の。そして、傷が付いただけで壊れていないG-SHOCK恐るべし!」と綴られた投稿には、排水溝の前でG-SHOCKを持つ手の写真が添えられている。
一年経って帰って来た、まさかの排水路から自宅前の。
そして、傷が付いただけで壊れていないG-SHOCK恐るべし! pic.twitter.com/8FEQHh1bF0— 【のぶ】Outdoor Marine (@outdoor8marine) February 16, 2026
見たところG-SHOCKはそれなりに汚れている様子だが、驚くことに時計としての機能は全く問題なく、動作を続けていたのだ。
こちらの光景は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「さすがはG-SHOCK」「動き続けてるんですか、すごい!」「どんだけ頑丈なんだよ…」「地球上で最強の腕時計」など、称賛の声が相次いでいる。
また「知り合いがバイクで事故ったとき、着けてたG-SHOCKはボロボロになったけど動いてたよ」「私も昔、車道にG-SHOCK落として車に踏まれましたが、壊れてなくて『さすが!』って感動しました」といった体験談も寄せられていたのだ。

ポスト投稿主に詳しい話を聞いたところ、当該のG-SHOCKは4年ほど前に購入し、愛用していたモデルと判明。
失くしてしまった際の状況について、投稿主は「SUPサーフィンを楽しんだ後、ウエットを着たまま自宅に戻り、その後自宅でスーツを脱ぐために時計を外し、車の屋根に仮置きしたまま忘れてしまい、その後出かけるために車を発進させた際に行方不明になりました」と、振り返る。
■持ち主は「もっと過酷な状況でも使ってた」
そして時は流れ1年後、自宅前を掃除している際、グレーチングで蓋をされた排水溝の中に、何やら輝く物体が。
「何だろう?」と思ってよく見ると、それは砂溜まりの中から一部分だけ飛び出したベルトの金具部分であった。かくして蓋を開けて砂を掘り出したところ、失くしていたG-SHOCKを発見したのだ。
意外にも、壊れていないことに対する驚きはなかったというポスト投稿主。その理由については「潜水士の仕事をしていた際、もっと過酷な状況で使っていたG-SHOCKがあるので」とのことで、「それよりも、1年前に失くした時計が排水溝の中から出てきたことの方が驚きでした」とも振り返っていた。

マリンスポーツを愛好する投稿主は「シンプルで見やすい画面とデザインも好みでタフな時計なので、過酷なアウトドアの状況でも壊れる心配なくガシガシ使えて気に入っています」と、G-SHOCKの魅力について語っている。
続いてはG-SHOCKのタフさの秘密を探るべく、メーカーのカシオ計算機(以下、CASIO)に話を聞いてみることに。
話題のポストを確認したCASIOの担当者は、「投稿主の方がポストされたモデルは『GLX-5600-1JF』かと存じます」と、回答。

G-SHOCKの中でも、エクストリームスポーツをサポートする『G-LIDE』(Gライド)シリーズに属する時計で、担当者は「タイドグラフやムーンデータなど、海辺や水辺でのアクティビティに役立つ機能を搭載したモデルとして人気を博しています」とも説明している。
■CASIOも「大変驚くとともに、嬉しい」
G-SHOCK最大の目玉は、独自の耐衝撃構造。ケース内でモジュールを浮かせるよう配置した中空構造ケースを開発し、モジュール内の重要部品を緩衝材で個別保護するなどして、時計が壊れにくい設計を実現しているのだ。
加えて全モデルに20気圧防水を備えているため、多彩な場所・状況でも使用可能。これらの品質を担保するため、G-SHOCKにはCASIO独自の厳格な試験基準に基づいた品質保証試験が行われている。
担当者は「例えば、落下試験や防水試験など、機種によって項目数は異なりますが、多岐に渡る検査をクリアしております。様々な試験を受け、厳しい基準をクリアした製品だけがお客様のもとに届けられています」と、強く頷いていた。

G-SHOCKのタフさが大きな話題となった件については「まずは、当社製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。今回のような状況においてもG-SHOCKが正常に機能していたという事実は、私どもとしても大変驚くとともに、嬉しく思います」と、笑顔を見せる。
続けて、「今後とも皆様の信頼にお応えできるよう、「NEVER GIVE UP(決して諦めない)」のG-SHOCKのブランド理念のもと、たゆまぬ技術革新と品質向上に取り組んでまいります」とも語ってくれた。
今回のエピソードを受け、G-SHOCKの魅力を再認識した人も多いだろう。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。色々な時計を経て、最終的にG-SHOCKに帰ってきた。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




