WBCで現地訪れた日本人が思わず困惑… 米トイレ表示がどうみても「トラップ」と話題に
WBCの現地観戦のために米国を訪れた人が投稿したトイレの表示をめぐり波紋が広がっている。「間違えて入って逮捕されるやつ」との声も。

18日に米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦では、ベネズエラが米国を3−2で破り、初優勝を飾った。
現地で試合を観戦するべく、日本から訪れた人も多いなか、Xでは現地の「トイレの表示」に困惑したユーザーの投稿が話題になっている。
■「一番困ったこと」
話題の発端となったのは、とある日本人とみられるユーザーが「WBCでアメリカに来て一番困ったこと。こんなの間違えますって笑」とつづり、2枚の写真を投稿。
画像を見ると、トイレの入口を撮影したもので、1枚は赤、もう1枚は青の看板が表示されている。
とくに日本人であれば、男性は青、女性は赤のトイレに入るだろうが、よく見ると、性別を表すピクトグラムは、赤が男性用、青が女性用になっているのが分かる。これは間違えるのも無理はない…。
■「仕方ない」「トラップやん」
他のユーザーからは「これわざとしてる? ってぐらい…」「これは間違えてしまっても仕方ないですね」「これトラップやん(笑)間違えて入って逮捕されるやつ(笑)」と共感の声が。
また、「これなら色なしでピクトグラムだけにしてほしい」「せめて同じ色にする事はできなかったのか?」との意見もみられた。
トイレのピクトグラムと色分けについては、以前からたびたび話題になっており、「アメリカでは赤と青が逆で、間違えて女子トイレ入ったことある。あのとき女性がいたら告発されてたと思う。もう二度と間違えない」という人も見受けられた。
■色分けを撤廃するケースも
トイレを表すピクトグラムが登場したのは、1964年の東京オリンピックともいわれ、海外からの各国選手団が迷わないように、言語を使わずに伝わるとして考案されたとの話も。
民族衣装などで男性がスカート状の衣服を身に着ける国もあるとして、男性と女性で色分けをすることになったともいわれている。
ただ、海外では色で判別するより、形で判別している人も多く、とある実験では男性用を赤、女性用を青にしたところ、日本人は間違えた人が多かったのに対し、海外では間違える人が少なかったとの結果もあるとのこと。
また、近年では多様性への理解が進み、特定の性別と色を結びつけるジェンダーカラーの撤廃で、男女別で色分けをせず、同色で表示されているトイレが増えているともいわれている。
■「緊急事態なんだ」訴え
とはいえ、ユーザーのなかには「トイレはジェンダーに配慮とかおしゃれデザインとかどうでもいいから視認性のためにも赤と青のピクトにしてくれ。トイレ探すの比較的緊急事態なんだ」と訴える人も。
公共空間において「色」は瞬時に正解を伝える重要な役割を担ってきたが、一方で近年では過度なジェンダー配慮がその機能を損なわせ、利用者の混乱を招く事態も起きている。なるべく誰にとっても視認性が高く分かりやすいものにすることも、また必要な配慮ではないだろうか。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)




