釣り人の酷すぎるマナー、地元漁師のブチ切れが話題に 「漁船設備の破損」トラブルあったと判明
千葉県・小湊漁港が「釣り禁止」となり、話題に。釣り客のマナーに対し、管理者は「漁船設備が破損するなどのトラブルもあった」と、説明する。
■悪質すぎる「無断駐車」の被害も
そして最後に、当該のポスト投稿主である小湊漁港の漁業関係者に話を聞いてみる。
ポスト投稿主は、漁港事務所および漁協の回答に加えて「路駐はもちろん、漁師が白線で『○○丸専用駐車場』と明記している場所に無断で駐車する釣り人が多く、注意しても『知らなかった』の一点張りでした。急いでいるにも関わらず、その間は出船できなくなります」「漁港施設ではないですが、近隣の地元民が契約している駐車場に無断駐車して釣りに行く人もいました」とトラブルの実例を挙げており、その被害は港内だけに留まらないようだ。
しかし、もちろん「全ての釣り客が悪い」というワケではない。
ポスト投稿主は「釣り人の中にもマナーが良く、漁師と仲が良い人もいました。釣りYouTuberは『釣り場所を晒している!』と嫌われることが多いですが、小湊漁港のアジ釣り動画から仲良くなった方は、漁港の清掃活動も開催してくださいました」と、釣り人のグッドマナーについて振り返る。
そうした良識ある釣り人見て、漁業関係者は「釣り人がみんなこんな風だったら、我々も歓迎なんだけどな」「釣りをさせたくないワケじゃないんだよ」と、こぼしていたそう。
小湊で育ち、釣りをしてきたというポスト投稿主は、釣り人のマナーが原因で港が釣り禁止となった件について、「思い出がたくさんある場所なので、悲しいし、悔しいです」と、心境を語る。
しかし、地元漁業の関係者として「必ずルールやマナーを破る人が現れるので、少しホッとしています」ともコメントしており、やりきれない思いがあるのだろう。
釣りだけに限らず、何らかの趣味を持っている人はモラルを守る「良き趣味人」であってほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




