初代楽天監督・田尾安志氏、他球団の監督に“直談判していたこと”に驚きの声 「ありえない」
楽天初代監督を務めた田尾安志氏。当時は戦力が不足していたため、試合前になんと…。
■監督以外の役割も兼任
05年に楽天初代監督を務めた田尾氏。チーム創設時、監督としての仕事だけでなく、実質的にGMやコーチの役割も兼任しており、想像を絶する多忙さだった。
「全然勝てないチームですから。選手がいない時期でした。厳しかったです。去年までレギュラーでやってたのは、磯部公一、岩隈久志。あとは楽天がなかったら、ユニホーム着てなかったんではないかなっていうような人が何人もいましたから」と戦力が圧倒的に不足していたため、田尾氏自ら選手の獲得交渉をしていたと、衝撃の告白をする。
■相手チーム監督に直談判
「この選手やったらもしかしたらくれるんじゃないか」と目処を立てておき、試合前に相手チームの監督のもとを訪れ「『なんとかいただけませんか?』っていうような。そんな話ばっかりしてた」と回顧。
これにMCのタレント上田まりえ、お笑い芸人かみじょうたけしは「試合前にそんなことしてたんですか?」「そんなんありえないですけどね」と目を丸くした。
■獲得選手が打率3割超え
実際に獲得できた選手もいて、それは沖原佳典氏。シーズン途中、阪神タイガースからトレード移籍し、楽天では64試合で打率3割を超える成績を残した。
「(阪神の)編成部長に直接電話を入れて。『沖原、もうタイガースでは使わないんじゃないですか? うちにくれませんか? うちだったら1軍で使いますから』って言って。そしたら『分かった。じゃあいつする?』ってすぐ言われました」と振り返った。
このシーズン、楽天は最下位に終わり、田尾氏は1年で解任された。しかし、こうした監督自らの泥臭い動きがチームの土台を作っていたことは間違いないだろう。





