伊集院光、不登校の言い換え“ユニパス”に私見 「あのときの俺だったら…」
伊集院光が群馬県の『不登校』改め『ユニパス』言い換え問題に苦言。自身の不登校経験を交えて「ゲロ出そう」と語った。

19日深夜放送のラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)に、タレントの伊集院光がメインパーソナリティとして出演。「不登校」を「ユニパス」と言い換えるというニュースに私見を語った。
■「不登校」は良くない?
放送で伊集院は「なんか群馬でね、真面目な話、真面目なニュースで見たんだよ。群馬で『不登校』って言葉をやめないかみたいな。不登校っていう言葉は良くない、変えましょうつって、『UniPath(ユニパス)』って呼ぶようにしようって」と話題のニュースを取り上げる。
「これが『ユニークパス』の略で、要するに、人と変わった道筋も軌道もありますよ、みたいなことかな。だからユニパスって呼んだほうがいいっていうのを、『高校生リバースメンター』っていう、これがその選ばれた高校生、学校に意見を言うある意味いい子たち。この高校生リバースメンターが『不登校』っていう呼び方をやめた方がいいっつってね。とても傷つくから『ユニークパス・ユニパス』を導入しようって話なんだけど」と説明した。
■劣等感が増す日々
ニュースについて伊集院は「あの、良いアイディアが僕にあるわけじゃないんですよ。不登校が世の中の問題で、不登校を解決したいって、リバースメンター君たちがそう考えて、それで『不登校と呼ばれなくて良かったな』って人もいるかもしんないですけど、俺は不登校だったから、もう本当にゲロ出そう」と、1歩距離を置いたスタンスを表明。
自身も不登校で高校を中退している伊集院は「あのね、何がきついって、その当時の俺の感覚ね。ちゃんと学校に行けてない、行ってないっていう時点で『なんで俺はこんな人が当たり前にできることができないんだろう』っていうのと、『学校なんか行って何になるんだよ』っていう、両極端の考え方をずっと行ったり来たりしてる時に、毎日学校行くのに迎えに来てくれる、そこまで仲良くない優等生の友達にことを『ホント頼むぜ』と思ってた」と当時の心境を明かす。
「ものすごいきつい、もう本当、例えようがないくらい。大人になってきて『彼も頑張ってくれたな』って思うけど、彼がやってくれた効果は何1つないまま、俺の劣等感をどんどんでかくしていったっていう結果しか残んなかったから」と、同級生の親切が、より自分を苦しめる結果になったと語った。
■自身の考えでは…
伊集院はあくまでも自分自身の感想だとしつつ「俺はその群馬県の、一生懸命いろんなことを提案できる子が、すごく先生と話し合って提案してくださった、僕ら不登校を『ユニパスって呼ぶようにすればいいんじゃないか』っていうことを、少なくともあのときの俺だったら『俺のためには一切なってないっていうことだけは覚えといてね』って思う」と施策についての考えを述べる。
続けて「結局、学校に行かないでそのまま僕は退学していくので、ユニパスって言われてることも聞けないままだと思いますけど」と苦笑し、話題を他へと移していた。
■執筆者プロフィール
びやじま。フリーライター/エディター。月100時間、30番組を聴く深夜ラジオのヘビーリスナーで、2016年からSirabeeに参画。現在はラジオを中心にした芸能エンタメを中心に月40本程度を執筆中。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)




