日本一カッコいい水道メーター蓋、島根県で見つかり話題に 地元民からは「知らなかった」の声も

島根県出雲市の水道メーターに刻印された「謎のクリーチャー」の姿が話題に。出雲市上下水道局は「出雲の水と関係が深いヤマタノオロチ」と、説明する。

2026/01/20 11:00

■出雲市民も「オロチだとは知らなかった…」

なお、水道局および出雲管工事事業協同組合からは「導入してから20年以上経つが、今までほぼ話題になってこなかったので嬉しい」「導入当初は『好みでない』という批判の声もあった」とのコメントも寄せられており、世の中何がきっかけでバズるか、改めて分からないものである。

そこで続いては視点を少し変え、出雲市の人々に「水道メーター蓋のデザインがヤマタノオロチと知っていたか?」と、質問してみることに。

出雲市・須佐神社
画像提供:出雲中央通商店街振興組合

取材に協力してくれたのは、出雲中央通商店街振興組合の皆さん。同商店街には須佐之男命(スサノオノミコト)の御霊を祀り、『出雲風土記』にも登場する由緒ある古社・須佐神社や、その分祀・八雲神社といったパワースポットが存在する。

出雲市・八雲神社
画像提供:出雲中央通商店街振興組合

また、八雲神社へのお参りで、願い事を書いた御札を高瀬川の流れに委ねる「ねがいびな」も有名である。

質問に対しては、「全国の水道メーターが話題になっていることは知っていたが、出雲市がオロチをモチーフにしていることは知らなかった」「柄に見覚えはあるが、オロチがデザインされているとは知らなかった。花か何かだと思っていた」などの回答が得られた。

もちろん「オロチのデザインを認識していた」という人もいたが、「当たり前のように見ていたので不思議に思ったことはない」ともコメントしている。

「インフラ」は我々の生活になくてはならない重要な存在だが、1周回って「あるのが当たり前」の存在として、注意が払われないケースも多い。特に、それが毎日のように見かける「地元」のものであれば、尚更である。

地元のインフラ設備にまつわるデザインを注視してみると、地元の歴史や文化の再発見があるかもしれない。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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