冬に洗濯機から“変な音”が… 「問い合わせがときどき来ます」故障になる原因を電気屋が解説
冬場の洗濯の際、洗濯機から大きな音や変な音がすることが…。その原因について電気屋「栄電気」店主の沼澤栄一氏が解説し、注意を呼びかけている。

とくに冬の時期になると、洗濯中に洗濯機が突然、大きな音を立てて驚いたという経験がある人もいるのでは…。
東京・亀戸の電気屋「栄電気」の店主・沼澤栄一氏が、YouTubeチャンネル『栄電気(沼澤栄一)沼ちゃん』にて、その原因について説明し、注意を呼びかけている。
■冬に増える問い合わせ
沼澤氏は「冬は洗濯機の音が大きかったり、変な音がするという問い合わせがときどき来ます」と切り出す。
その理由について「冬の洗濯って夏とは違って、洗濯機に負担をかける洗濯物が多いんですよ」と話す。
冬場は厚手のパーカーや、撥水ジャケットといった洗濯物が増えるが「これらを洗うときに、気をつけておかないと、最悪の場合、洗濯機が故障したり、大きな事故につながることがあります」と警告する。
■「脱水槽が破損してしまう」
注意するべきポイントとして、レインウエアやスキーウエア、撥水加工のダウンジャケットなど「防水性の高い衣類」を挙げる。
「これらは水を通さないんですよね。脱水のときに洗濯槽のなかで、水が逃げ場を失って激しく暴れてしまうんです。ガラガラと大きな振動が起きて、洗濯機が移動しちゃったり、最悪、脱水槽が破損してしまう、爆発したようなことが起こることがあります」と注意喚起。
「防水性のあるものは、脱水禁止って書いていないか、そこを確認して洗うか洗わないかは判断してみてください」と呼びかけた。
■ダメージを減らす工夫
また、もう1つのポイントとして、ジャンパーなどの「ジッパー付きの衣類」にも言及。
「それをそのまま洗っちゃうと、洗濯槽にカチカチカチって当たって音がします。それで『壊れた』と思う方がいると思うんですよ」と、ジッパーの金具が内部にぶつかって音を立てることを説明。
「それを防ぐために、まずジッパーを閉めて洗ってください。そうじゃないと他の生地も傷めることがありますんでね。そして洗濯ネットを活用すること。これだけで、故障や衣類のダメージをグッと減らせます」と語る。
「お気に入りの冬服と洗濯機、どちらも長く大切に使うために、ぜひ実践してみてください」と話していた。
■メーカーも注意喚起
アウトドアメーカーの「モンベル」でも、レインウエアなどの撥水性能のある生地については、洗濯の際に脱水をすると、ウエアが洗濯機内で貼りついて脱水ができず、遠心力で生地が破れたり、洗濯槽が壊れる恐れがあるとして注意喚起。
洗い終わったら脱水はせずにバスタオルなどで水分を拭き取るよう勧めている。
なお消費者庁によると、2016年12月から変更された洗濯表示では、「絞り方」の記号がなくなった代わりに、乾燥の仕方で「ぬれ干し(脱水せずに干す)」を意味する記号がある。衣類や洗濯機を損なわないためにも、洗濯の際にはこの表示をチェックしておきたい。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
・合わせて読みたい→レインウェアを洗うときの“意外なNG” 洗濯機の「故障の原因」にも…モンベルが紹介
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)




